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アニメ見た??見たよな???(圧)
は????クソ可愛いんだけどふざけんな。cv内田真礼とか合いすぎててやだー好きーー公式様グッズもっと下さい。絶対買うんで、ほんまに。
絶対ここ長くなるんで本編ドゾ⬇️⬇️⬇️
寿無side__
僕の弟が可愛い。
この台詞を聞いただけならば、なんだただのブラコンか。で終わる。
でも聞いてほしい。本当に可愛い。
雪の様に白く、触っているだけで心地よいすべすべもちもちの肌。
ほんのりと紅く色付く頬。
本当に男なのかと疑いたくなるまんまるの愛らしい顔。
気怠げに開かれる双方の赤眼。
ピンク色に輝き靡く髪。
驚くほどスレンダーな体格。
何より、この真っ白な翼だ。
天使とは彼に使うのが最も正しい言葉だと思うほど。
彼がとても愛らしく、僕はこの世の誰よりも愛している。
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「じょうむ。」
幼子特有の、舌足らずな声で寿無の名前を呼ぶ悪埜。
「ん〜〜?どしたのっ?」
「いま、どこに行ってるの?」
「いま?今はね、個性を調べる為に病院に行ってるんだよ〜…あれ?黒い人に言われなかった?」
ふるふると首を振る悪埜。いつもと変わらない無表情に見えて、僅かだけ面倒そうにしているのを寿無は見逃さなかった。
今日ここに来た理由は、昨日悪埜が野良犬を撫でようと犬を触った所、急に犬が倒れてしまい、調べたら犬が死亡している事が分かった。
上の奴らは悪埜が白い翼を持っているから、ウィングヒーロー ホークスの様な個性だと予想していた。
だけど、この事がきっかけで、もう一度個性を詳しく調べる事にしたらしい。
ま、どのみち調べるし、ちょっと日にちが早まっただけなんだけど…。
そんな事があり、悪埜はここに居る。
寿無が付き添いに出向いたのは、上の人に無理を言って頼み込んだらオッケーが出たから。
特別に外出が許可された。
なんだかんだ言いながら、可愛い子供の言う事を聞いてしまうのは、大人の性と言うやつなんだろう。
…報告されないようにギリギリのラインを見極めて、ちょっと猫被って新人ぽい人に掛け合って交渉したからってのもあるかも。
上の人…って言っても、新人さんだったら簡単にOKがもらえる。
「じゃあ〜、悪埜が頑張ったらアイス!一緒に食べよ?」
それを聞いてか、少しだが表情が緩む。
「……………うん、あいす、食べる。」
「アっっっ…まってかわいい……」
何味のアイス食べる〜?…とか、談笑していると運転手から、着きましたよ、と言われる。
どうやら目的地に到着したらしい。寿無はもう少し話してたかったな〜と思ったが、上からネチネチ言われるのは流石に勘弁だ。
なので大人しく悪埜と降りる事にした。
黒塗りの高級車を降りると○○総合病院と書かれた病院があった。
「あそこ?」
「うん!あそこが個性を調べてくれる病院だよ!」
ふーん、と興味が無さそうに言う悪埜。
…早く終わらせて悪埜と一緒にアイスたーべよ。
そして悪埜の番になった時、医師からこんな事を告げられる。
「天使さんの個性は、生物の寿命を奪って、武器を生成出来る個性…ですね。手で直接触れると寿命が奪われてしまうみたいです。
それと、天使さんの背中に生えている翼で飛行が出来る個性、ですね。」
かなり年のいっているだろう医師の、年相応な喋りだけがこの室内に響く。黒服の彼はとても驚愕していて、寿無は困惑こそしてはいるものの、どこか嬉しそうである。
そして悪埜は、
「………………とべるんだ」
と寿命うんぬんの事はまるで知っていたかの様にいつも通りの無表情で、飛べることに喜んでいる様だった。
付き添い人である黒服が、
「それは、……本当、に…?」
と、震えた声で聞く。医者がPCを見ながら頷く。
「…はい。恐らくは…天使さん。試しにこの葉を触ってみて下さい」
「…………ん、」
悪埜が葉に触れた途端、だんだんと萎んでいき、最後には秋によく見る枯葉になった。
多分、この間2秒もない。
黒服は少し考え込む素振りをして、ブツブツと何かを 呟いている。
「……またか」
悪埜が触れた葉をぐしゃっと潰しながらそう呟いた気がしたが、周りにはそれすら聞こえてはいなかった。
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悪埜side
またか…と思った。
この力は、もう僕にはいらないモノだと思ってる。
でも飛べるのは予想外だった。
前はお飾りみたいなモノだったから、それだけは楽しみかも。
でも、また誰かの寿命を奪う事になるんでしょ?
神なんてもの微塵も信じてないけど、いるなら文句の一つくらい言ってもバチは当たらないはず。
……そういや、寿無の個性とか聞いた事ないな。
僕のと似てたりして。
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寿無side
悪埜の個性が分かった。
生物の寿命を奪い、武器に変える個性。
それと、あの美しい羽で飛ぶ事が出来る。
嬉しい。
単純に、嬉しかった。
悪埜が僕と似てる個性で、本当に嬉しい。
同じ血が通ってるって分かる。
あの子が個性を使用する度に、僕と繋がっているって分かるから。
僕には、あんな綺麗な羽根は無いけど、それでも僕と一緒だと分かる。
コレがなんとも言えない幸福感に溢れて、胸がギュッと締め付けられる。
僕と悪埜はかぞくだ。
それ以上でも、それ以下でも無い。
一生隣にいる、唯一無二の存在。
【天使寿無】と【天使悪埜】
2人で一つ…そうだったら良いのになと思ったけど、それは強欲かな?
…あぁ、そういえば、いたな。
公安に1人、飛べる奴が。
名前なんて覚えてないけど、悪埜と同じなんて…なにそれ。
嫉妬の対象でしかないな。
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それから、軽い手続きを済ませ、迎えに来た車に乗り帰路に着いた。
悪埜と約束したアイスはちゃんと食べた。こんな時期に食べても美味しいんだなと少し感激した(悪埜は2本くらい食べてた)。
アイス屋の店員さんがデレッデレになっててアイスおまけしてもらっちゃった。そりゃあ急にこんな天使が来たら死ぬわな(笑)
___あとがき___
天使くーーん!!!!好きだよー!!!!
かわいいぃぃぃぃぃ!!!!!!!
全てが好きぃぃぃ!!!
声もいいぃぃぃぃぃ!!!!!!!
アニメヤバい、喋ってる、推しが、喋ってるよぉ、!!
ぁっ、まってアニメレゼ編やるの??やるんでしょ???…え、やんの??
やばっ。
この世は全て、可愛いが正義なのです。
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