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🌸side
~ 昼休み ~
今日も独りでお弁当を食べる。
毎日の日課だ。
「っはぁ……。」
全身傷だらけ、痣だらけ。
痺れるような痛みと戦う日々。
どうしようもなくなってきた。
?「らんっ……!」
「ッ!(グルッ」
シーン…
なんだ…聞き間違えか。
そりゃあそうだよな。
もう彼奴は来ないんだろうな。
「ははっ……(苦笑」
もう一度会いたい。
ちょっと怖いけど、優しい瞳と落ち着く声。
こんな俺の傍に居てくれたたった1人の友達。
俺がこうなって無くて…彼奴があんな事言われなければ、世界が変わっていたのかな。
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📢side
朝ご飯兼昼ご飯を食べる俺。
家には誰も居なく、静まり返っている。
昔は…学校で彼奴と昼ご飯を食ってたっけ。
もう……そんな事ねぇけどな。
?「いるまっ!」
「っ!?(グルッ」
って…そんな事無いよな。
彼奴の事なんか…思い出したくも無い。
なのに……なんで
と思ってしまうのだろう。
あんな事になってから、俺の日々は地獄へ落ちた。
全部……彼奴が悪いのに…どうして…。
?「いるまが居て良かったっ!」
何で……何でっ……!
「もう……辞めろよ……。」
俺に…そんな言葉をかけるなよ……。
彼奴が…あんな事になっていなければ、あんな事言われなければ、世界が変わっていたのかな。
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