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月城 蓮桜音
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水羽
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(あぁヤダヤダ…中年ってどうしてああなんだろう!)一人部屋で、フルタはタバコを一服していた。(黒木夫人はオトコとみれば食らいつく勢いだし、山富士さんは門跡になりきれないし…お給料本当に出るのかな?幾らぐらいだろう…)
(あっタヌキさんだ)フルタのスマホに、かつて寺で同じ尼僧見習いだった田貫坂 沙久良からメールが入っていた。タヌキザカ サクラと読むが、彼女は幻覚寺の檀家のお見合いパーティーで出会った人と再婚した。タヌキさんとは、山富士女史が彼女を指していつも呼んでいた。「名は体を現すってほんとうよね。タヌキみたいだもの。」山富士は自分を棚に上げそういった。
「お元気ですか? 私はヒマでトリマーのお店を始めました。遊びに来てね。」タヌキさんの前職はトリマーだった。寺で小動物や山富士のネコのクレオパトラの面倒等を見ていた。
「是非行きます。」とフルタは返事をした。
ダイニングに戻ると、黒木夫人が女優時代の話しをしており、古田社長と下品な盛り上がりをしていた。黒木夫人は女優と言ってもポルノ女優出身で有り、以下に自分の裸体が芸術と評価されていたかを語り、話しが止まらない。
コメント
1件
フルタさんの「中年ってどうしてああなんだろう」っていう冒頭のツッコミ、もう私も同じ気持ちになりながら読んじゃいました(笑)。黒木夫人がああいうノリで古田社長と盛り上がってるの、なんかリアルな空気感があって苦い笑いが出ますね。タヌキさんからのメールがほっこりしたので、フルタさんも少し息抜きできたらいいなあ…本山の人間模様、続きが気になります!