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ENFPside
目の前で起こったあの出来事は目を閉じたくなる出来事だった。俺は1部しか見てないけどESFPは全部見たみたいだからすごく心配だ。俺はESFPが好きだった。でも叶わないから、この気持ちはバレないように親友っていう立場を守るって決めたのに……
「これを機に依存してもらえる……?」
俺は最低だ。
ESFPが眠ったあと30分ほど経つとESFPの母親まで来た。
ESFP母「ご迷惑をおかけしました……」
ENFP母「いえいえ、こういう時はお互い様ですから、」
「お待たせ母さん。あ、ESFPの母さんまで、すみませんお待たせしました。」
ESFP母「いいのよ。」
ENFP母「さて、何があったのか聞かせてくれない?」
俺は今日の出来事を話した。ショッキングな内容だったため驚いてたり青ざめてたりしてたが真剣に聞いてくれた。
「……ってな感じ。ESFPも病院には行くって言ってたし、俺も付き添いで行くから説明とかは出来ると思う。でも確実にトラウマにはなってると思う。それが治るかは分からない」
ESFP母「そんなことが……ENFP君も辛かったでしょう?話してくれてありがとうね」
ENFP母「よく頑張ったね」
ESFP母「……こんなことがあったんだから多分ENFP君がいた方がESFPのためにもなるだろうし、今後色々ありそうだから暫く家に来ない?」
ENFP「いや、悪いですよ……」
ENFP母「そうね……私も一緒に居た方がいいとは思うの。私から生活費とか渡すからお願いできないかしら……? 」
ESFP母「いや、私がお願いしてるから受け取れないですよ、ESFPのためにENFP君借りてるからむしろ申し訳ないです……」
ENFP母「ENFPはいい?ESFP君の家に暫く泊まる形になるけど」
「俺はいいよ。」
ESFP母「わざわざありがとうね」
ENFP母「困った時は私にも頼ってください、」
暫く双方の親でお金の話やら色々してたから俺はESFPのいる部屋にもどった。今日は俺ん家に泊まって明日からESFPの家に行くらしい。正直嬉しかった。ESFPと1日ずっと居られるんだもんしかも毎日。小さな子供やESFPには申し訳ないけどこれからが楽しみだった。
ESFPの様子を見るとまだ寝ていた。俺は寝ているESFPに向かって話しかけた。
「俺だけしか見れなくなればいいのに……」
その一言を言って俺はこれからどうするか考えを整理した。ESFPはおそらく血液にもトラウマを持ってそうだから傷つきやすそうなものは極力持ち歩かないように…
「ESFPのためなら俺なんだってするから。」