テラーノベル
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これは、私が本当に経験した話です。
それは、私がまだ中学生の頃。
私 は、いつものように家でゴロゴロ過ごしていました。
いつもと変わらないような日々を過ごしていました。
その時、母に服を掛けるのを手伝ってと言われました。
私は手伝うためベランダに出ました。
私の家では2階にベランダがあり2階に行きベランダに着きました。
そして私はベランダに出ました。
それが全ての過ちでした。
私のベランダからは公園が見えました。
そこでは、姉が友達と公園で遊んでいたんです。
その時私はとても恐怖しました。
姉は2年前の春、修学旅行の飛行機事故で亡くなっているのです。
そして、その友達も一緒に亡くなっているはずなのです。
なのにそこには姉とその友達がいたのです。
姉は私に、
こっちに来て遊ぼうよ
と言ってきました。
私は再度恐怖しました。
姉と私はとても仲が悪かったのです。
食事中などでも一切話をしないくらいでした。
話しかけられる時もタメ語でした。
それなのに姉はタメ語でもなく普通に話しかけてきました。
私は確信しました。
あれは姉ではない
姉を語っている怪異だ。
私は直ぐにベランダから部屋に戻ろうとした。
その時、
私の耳にとても近い声で囁かれた
なんで遊んでくれないの?遊んでくれないなら…
私はすぐ振り向いた。
しかしそこには誰もいなかった。
公園にも誰もいなくなっていた。
私は安心しベランダから部屋に入った。
しかし私は大きな間違いをしていた。
アレは消えたのではない。
わ た し と 一 体 化 し て い た ん だ 。
私はすぐに神社に向かった。
姉がいた理由には心当たりがあった。
姉が亡くなる前。私の小学校では願いが叶う神社の噂があった。
そして2ヶ月後、姉は亡くなった。
私はあんな感じでも、姉を好きだった。
私は噂の神社を探した。
神社はすぐに見つかった。
私は祈った。
姉を生き返らせてください。
私は願いなんて叶うわけないと思い帰った。
それから2年。そんなことなんて忘れてしまっていた。
姉が生き返るという願いは私が姉となり生き返ることになったんだ。
私は本気で神社に向かった。
今度はこう願った。
姉を成仏させてあげてください。
そう願ったら、私は気づいたら家にいた。
その後神社を探したが、どこに行っても見つからなかった。
姉は孤独だったんだ。
私は天国でも大丈夫かなと感じた。
そのとき後ろで、大丈夫と言う姉の声が聞こえた。
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