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数分経った頃だろうか、ゼノとスタンリーに連れられ、新しい部屋に来た。


そこには朝食が並んでおり、その机の周りには昨日挨拶をしたブロディと見たことがない人達が話をしていた。


ゼノ「 おぉ、みんな居るじゃないか。 では早速だが、昨日新しく復活した彼女を紹介しよう、」



…自分で出来るんだけどなぁ、なんて思うが、ひとまずゼノの言うとりにする。



ゼノ「彼女は 石神千星 。 日本出身だ 、石化前は アメリカで言語学者をしていたらしい 、この中では1番歳が小さいかな。新しく僕らの仲間となったよ、」



1度軽くお辞儀をしてから、自分も話始める、



千星「 改めて、石神千星だ、 ゼノに復活させられ今ここにいるんだが、…まだ分からないことだらけだ、手間をかけさせるかもしれないが、色々 教えて欲しい 。宜しく頼む 、 」



そう言うと、1番最初に喋りだしたのは私と歳は近いくらいに見える、金髪の可愛らしい女性だった。



???「え 、女の子 !? やったぁ、!!これで話せる人が増える 、あ、私はクールな女 ルーナ、  こんなことではしゃいではダメね、 」



独り言?とも思ったが、なんか喜んでるっぽいので自分から話しかけに行く、




千星「てめぇは、…あ、失礼…貴方の名前を聞いてもいいか?  」



敬語を使うのは苦手だ、兄もだが、うちの家系はどうやら初対面の人にも敬語を使えないらしい 。みんな私より歳は上なんだから、気をつけなきゃな…と思っていると、



ルーナ「 え、私!? えっとね、 ルーナ・ライト よ 。 い、一応19歳…!宜しくね チセ っ!」



と、少し慌てたように会話を進めてきた。

私はその様子を見て、この人となら楽しく話せそう、と直感で感じた。


軽く頷いた後、手を差し出し 、 共に握手を交わす。


すると、ルーナの隣にいた2人の 男が話し出す、



???「お嬢 、良かったですね!いい人そうで、! 」


???「 これで女友達ができますね !! 」



嬉しそうにその2人はルーナに話しかける、とりあえず挨拶はしようと思い、その2人にも声をかける、



千星「あの、…そこの2人の名前は? 」



カルロス「これは失礼!!  俺はカルロス・バリオスだ 、ライト家のドライバーをしていた!  」



マックス「俺は マックス ・ アダムだ !お嬢のボディガードをしている !宜しくな!」



ライト家…お嬢…ルーナの事か!というか、ドライバー、ボディガード までついているということは飛んだ富豪じゃないか。



そう感じるが、ひとまずその2人とも握手を交わす。



そして私はルーナ、カルロス、マックス以外の人に目を向ける 。

ブロディと話してる人と、スタンリーと話してる人は2人とも女性だろうか、多分彼女らも軍人なのだろう、


そう思い、ちらっとそちらを見ると、スタンリーと目が合い、手招きをされる。


私は少し首を傾げ乍も、彼の方に近づく。



千星「 スタンリー 、なんか用か ? 」



スタンリー「 一応な。 俺の後輩も紹介 しようと思ってさ、」



スタンリーの隣で話していた女性に軽くお辞儀をされたので、自分も頭を下げる。



???「スタンリー隊長 。 この人が さっき話してた人ですか ?」



スタンリー「 あぁ 、ひとまずシャーロットも挨拶しときな、」



その女性の名前はシャーロットと言うらしい、スタンリーに負けないほど美人な顔をしている



シャーロット「 僕は シャーロット・ボニー だ、 宜しく 。  」



…僕?   人の性別を間違えるよりかはちゃんと聞いた方がいいよな、  

そう考え、初めてスタンリーと会った時と同じように、シャーロットにも性別を聞いてみようと思った時、スタンリーが話しかける、



スタンリー「ちなみにこいつは女だぜ、チセ。俺みたいに間違えられる事があるんだよな、」



聞く手間が省けて有難い。と思い スタンリーに 「Tanks Stanley .」と言っては彼を見て無意識に 薄く微笑む。  


そしたら何故か慌てたような顔をして、



スタンリー「っ…!!ちょっくら一服してくる… 」



と 一言だけ行ってその場を去っていった。

何があった? と疑問に思ったがひとまず私の紹介がシャーロットにまだだったのでそれを済ませよう。


千星「あ”~っと、 改めて 石神千星 だ。 敬語使うのが苦手で少し 口が悪いように聞こえるかも知んないけど、宜しく。 名前はなんて呼べばいい? 」



シャーロット「ならタメ口でいいよ、シャーロット って呼びな 。 あんたは、なんて呼べばいい? 」



私と同じタイプの人間…喋りやすい!!  と感動し乍 、口を開く。



千星「 千星でいい 。シャーロット 、これから宜しく頼む 。 」



そう言っては握手を交わす  。


その後は  女性兵士の マヤ・ビックス 、レーダー手の レナード・マクスウェル  とも挨拶をし、ゼノから用意された簡単な食事をとった。


皆 、私が14歳だと話した時はとても驚いた表情をしていて少し面白かった 、


この中ではルーナ が一番下らしいが、それでも19歳らしい。


とりあえず皆いい人でホッと、胸をなで下ろしていたら 朝食を食べ終わり、茶を嗜んでいるゼノに呼び出される 。



千星「 ん、 どうしたゼノ ?」



彼に近づいて、そう尋ねてみる 。



ゼノ「一通り の挨拶は終わった頃だろうと思って呼ばせてもらったよ 。 一応君は 千空の妹だということでね  。 君の考えを知りたい。 」


その発言に私が首を傾げていると 、ゼノが立ち上がる 。



ゼノ「ひとまず僕の実験室に 一緒に着いてきてくれ。 話はそこでしよう。 」



そう言われて 、軽く頷くが   内心は

 ” スタンリーと射撃の約束してたのに、…” と

考えていた。 その様子が感ずかれたのか、ゼノは私の肩に腕を回し、頭に手を置く 。


スタンリーとゼノは身長が同じくらいで、約180cmくらいだろう。 私にしては大きく、上から見下ろされる立場となる。


そんな姿に背筋をゾクッとさせるが、それもゼノの顔を見てすぐに無くなった。

彼は 幼い顔をし、強請るような瞳で私を見つめてくる 。


“  可愛い ” や、” 愛らしい “ という言葉が脳内を掠めるが、それは直ぐに消した 。

一応大の大人だしね、 そう思っていると、



ゼノ「なんだねその顔は、僕の実験に付き合うのがそんなに嫌かい? 」



そんなことを言われては、断れない …

そんな私は見下ろしてくるゼノにニヤッと不敵な笑みを浮かべる。



千星「 嫌じゃない 。 早く行こ っ、 」



と言っては、わざと 彼の手を掴み、私の頬に当て笑いかけてみる 。

 これで懲りるだろ、私の勝ちだな。と心の中でドヤっていたら、急に私の腕を掴み走り出した。



千星「え、ちょ ゼノ !? 」



その行動に意味が分からず混乱し乍 、私はゼノに連れられるのだった。









実の兄を裏切って 米人 2人の 恋人に!?

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1000♡にしておきました〜! 千星ちゃんカワイィ〜 ゼノさんそこ変わってくださいよォ(◞‸◟)

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