なんか妄想した時に出てきた話です。
書く前に言います。駄作です
 ⚠
日帝(男子?)主人公
 ファンタジーです(魔法やら神様やらある)
 史実も何にもかも関連していません
 誤字脱字ある可能性あり
 戦争賛美はございません
 登場は旧国達(でも現国の存在あり)
 一応ナチにてカプに見える
 ドゾ
「この遺跡……結構昔からあるやつじゃ……しかも日の光に反応する!」
 「……確かにこの文字が使われていたのは結構昔だったよな?流石、陸だな!」
 「えへへ!そんな大した事じゃないよ!先輩!!」
 小鳥の囀りと小川が流れる音だけがする森に、「神」と言う種族の私たち二人がが冒険していた。
 「米国や英国とかにもこの遺跡知らせとく?一応、この領土の中央部分に位置するけど……」
 「まぁ……知らせといた方が良いな、日の力で開くなら*#*=–=*……
(…ここまでしか覚えていない…先輩、今どうしてるのだろう?)
 自分……日の神である僕は、ある遺跡の中に鎮座していた祠に閉じ込められてる……と言っても、封印に近い形でね…
 自分は覚えていないが、確か他の神を傷つけようとしたやらなんやらで封印されたらしい。
 それっきり、先輩やイタ王、米国、英国、ソ連、他にも居るがその皆に会っていない。
 そして今、
 まぁ…簡単な話では無いがな。
 まずここから抜け出すためには、封印を解かないといけない。
 その封印とは、「結界」まぁ数字を当てはめ、能力を当てれば解けると言う単純明快なものなんだがな…?
 バカムズいんよ!!
そもそも数字の桁が2桁、えっと…10文字!!そして当てる能力は「日」……
 簡単じゃん!と思っては行けない……それの20文字、水の能力……30文字、火の能力と言うのがあるのサ!!言わば三重扉!!……
 無理くない?でも、ここで負けてられません、日の神。もう最後の30文字当てはまりました!あとは能力を当てるだけで、結界は壊れるのだ!!
 こんな何も音もない所で一人でいるのは、もう勘弁……
 「火よ、結界を壊せ」
 バキバキと目の前にある結界がひび割れていき、パキーンと音を出して割れた。
 「久々に外に出た〜……って言ってもほぼ洞窟に居るんだけど、まぁ記憶が合っているならこっちに行けば外に出られるよな」
 そう言いながら外を目指す。途中、朽ちかけた魔石が落ちてきたり、滑りかけたりして危なかったが、やっと外に出た。
 僕は目を疑った……
 自分の知る街では無かったのだ
「今、何年だ?」
 自分が封印される前の時代は211年だった。結構時間が経つのは早いものだし……
 でも道端に会った人々に聞くと、コイツなんだ?っていう風に捉える可能性がある。とりあえず能力で今の人々の服に変えますか。
 「色んな人達を空から見るのは楽しい……こんな服装なんか…変わったな」
 それどころじゃない、とりあえず今何年か、そして皆は何処に居るのか確かめないといけない。
 とりあえず疑われないような感じで、道端に会った人々に聞くか。
 あっ居る
 「すみませーん!」
 モブ「あ、はい、なんでしょう?」
 「急にすみませんね?今って何年でしたっけ?……ある遺跡の謎解くのに何年前か知る必要があるのですが、、恥ずかしいことに忘れてしまって……」
 「あっそうなのですね?!  今は4844年ですよ!! 」
「……っ、ありがとうございます!」
そっか……僕4000年以上も閉じ込められていたのか……
 そう思いながら、僕は街で散策してる。
 あの仲間たちに出会えるかなと…………少し昔の面影が残っている場所に来た……そこには
 先輩達の像が建っていた
『勇敢ナル神々達の長 闇ノ神コト ナチス・ドイツ 他ノ神ト魔神倒ス 他ノ神 ソ連 アメリカ イギリス フランス 中国 イタリア王国 パラオ 日帝ノウチ 海 空 ト共二コノ大地二眠ル』
 そう表記に記されていた……
 そう、皆もう
 この世には居ないのだ
僕は、心を締められた様な気がした。
 せっかく抜け出したのに、もう、会えないのか?……
 「ーー〜!」
 「ーーーー〜ーー〜!」
 少し離れた市場の方から騒ぎ声が聞こえる。
 好奇心に勝てずその音のする方へ向かった。
 「日の神の祠が壊れてたんだ!!」
 っ!!
 「だから能力が上手く使えなかったのか?!」
 「早く日の神を見つけ出すぞ!」
 ??「俺らが探そうか?」
 「えっナチくん達が?良いのかい!?」
 「俺ら暇なんだもん、なクソ連」
 「クソナチがよ……ソ連って呼べ」
 「俺らはいいぜ!な親父もそうだろ?」
 「ハァ……まぁ良いですが……」
 「アメカス達も良いってよ、クソナチ」
 「まぁまぁそんな暴言吐かなくてもいいじゃんね、ナチ、ソ連……そうでしょ?」
 「ごめんイタ王……んじゃ俺たちが探すからおじちゃん達は安心して待ってて」
 「いつも助かるわい、よろしくな」
 「あーい 」
 ……目の前に広がる光景に疑いを隠せなかった。皆んながいるんだもん。
 でも皆、昔の皆じゃない……もしかして転生後の皆?
 あまりにもそっくり、何もかも……でも神特有のオーラが無い。
 僕は困惑した感情で、無我夢中にその場から去った。
 (さっき居たみんなが、昔の皆なら僕を覚えているかもしれない……いや、ないのか)
 だって、さっき僕の名を言っても、僕の事を思い出してるようじゃなかった……
「……嘘だ、夢だ……さっさと覚めろ!……信じたくないよ……皆、あ”あ”あ”……」
 泣き崩れた……もう、自分しか居ないのだと。大地の中央部分の山、ここで泣きわめいても誰も来ない……そう、来ない……
 「居たぞ!コイツだ!!」
 「えっ……?」
 「早く祠へ連れてけ!」
 身に覚えのない制服を着た組織みたいな奴らに捕まった。
 バッゴン
 「イッタ……」
 「ハァ……すぐミツケラレテヨカッタワ」
 「っ……」
 「ハハッ……自分の能力が吸われてるなんて知らねんだろw惨めだな、日の神のくせに……」
 「……は?」
 「んじゃ結界厳重にしとけ」
 「あいよ」
 「まっt」
 ……また暗闇の中だ、もう一度……同じ日々が訪れる
「なぁ……ナチス、聞いたか?もう日の神見つかったって」
 「あぁ、おじちゃんに聞いたよ……政府が行動したんだろ?最初から行動しとけっつーの 」
 「それなーでも、日の神、日の神って俺ら言ってるけど、日の神って実際なんなんだ?」
 「なぁ……アメリカ、これで3回目!!何時になったら覚えるんだ貴様は……」
 「ごめんて……だって日の神についてよく知ってるのはナチスだろ?それに俺は歴史についての記憶力は皆無✨」
 「まぁ……ハァ……んじゃ昔の話からな」
ある日、日と月の能力を持った神様が生まれ、対立してしまい争いも生まれた。
そんな神様は人間が住む世界に、自分の化身を作って地上に堕とした。
その時に生まれたのが、日の神使と闇の神使。日の神使に関しては、3人居たがな。
日の神使
火の神使
照の神使
 だが日の神と月の神は争いを生んだ者として処刑された。
残ったのは神使達だけ。でも神使だけでも神と同様の能力を持っている為、世間からは神使では無く、神として呼ばれるようになった。
神になった神使達は争いを好まず、仲良く過ごしていた。
だがある日、悪魔である魔神が日の神を洗脳し、他の神達へ向かって襲わせた。
その際に、日の神は人間達から厄災、悪神と言われ、日の神がよく行っていた祠に封印した。
その話が約4000年前である。
「こんな感じだな……」
 「でも日の神は洗脳されてたんだろ?それだったら元の日の神は優しいじゃん、封印される必要なくね?」
 「そこなんだが……今俺達が能力を制御し、威力も制御するには結構なエネルギーが必要になるのだがな?、そのエネルギーは自分達だけでは補えない、そこで日の神が封印されてる場所からエネルギーが溢れ出てると言う情報が流れてな……日の神を封印する事によって能力を制御しようってなったんだ」
 「だから日の神は今も封印されなきゃいけねぇってことか?昔はどうだったんだよ?その話じゃ昔からもその問題はあっただろ?」
 「昔は神が沢山居たからこの問題に気づいていなかったんだ、神が沢山いることによって、神が放つオーラがエネルギー化し能力が制御されてた」
 「だけど、魔神と神達の戦争で魔神は抑えたが神々は儚く散った……だからその問題が発生したって事か?」
 「そういうこと、、、アメリカ歴史記憶力無いんじゃ……」
 「なんか思い出した 、テヘ」
 
 「なぁナチス……」
 「なんだ?」
 「俺たちってさ……その戦争で戦った神と名前や能力、見た目が似てるって噂じゃん……てか一緒……俺考えたんだけどさ、もしかしたら俺たちその神の生まれ変わりじゃない?」
 「奇遇だな、俺もそう思った」
 「だよな!!」
 そんな話が続き、夜が来て、朝が来てを繰り返していた。
 1ヶ月後
 雨が止む事が無くなった。まぁまぁな雨で、生活には支障は無いが、作物には影響が出てな、世間は日の神をまた封印したからじゃないかとか、水の神が生まれて雨を降らし続けているのでは無いかみたいな、そんな考察が飛び交ってる。
 俺は、日の神が影響してると考えてる。
 それは、水の神は戦争で亡くなったが、その水の神は今いるパラオに似ていると言われてるのだ。もし俺らが考察した、神の生まれ変わりは俺らじゃないかっていうのが本当なら、今水の神が生まれるはずがない。そう言う例えが出てないからな。
 俺らは日の神が封印されてる祠に向かおうと計画した。
この雨を止めてくれるように。
封印されてからずっと泣き続けていた。それでも、みんなに会いたいと……泣きながら結界の解除に励む。
 「…………よし解けた……」
 この結界を破壊するのは慣れた、法則性を見つけたからな。
 「絶対……あの皆んなに会って話をしたい」
 法則性とは、最初の文字は奇数、次は偶数と言うめっちゃ分かりやすい法則性だった。能力に関しては法則性も何も無いけど。
 あの後封印され、結界を見たら五重になっていた。
 絶対結界解かせませんじゃん……
 まぁ法則性のおかげで四重目まで解けた…
 あと五重目の文字を解読して、能力を確認し破壊するだけ。
 「よし文字は解けた!!……そして能力は……と……」
 そこに表記されたのは、「闇」……日の神が唯一使えない能力。
 絶望。その単語が自分を囲むように締め付けていた。
 でも、可能性はひとつある……外から「闇」の能力を当ててもらうこと。
 でもそんな都合いいこと……
 バッゴーン
 「は?……」
「ここか?……道が塞がれてるな中国!!」
 「わかってるアルよ」
 バッゴーン
 「うわぁ〜威力強……」
 「能力が爆破だからな、アメリカとは能力がそもそも違うのだ」
 「そっか」
 「これが祠……結構しっかりしてますね?」
 「4000年以上前からあるんでしょ?日の神の特性じゃない?、海と空も腐食させない特性持ってたじゃん」
 「確かにあのお二人は特性持ちでしたね」
 「パラオも特性持ってるよ!!……魔石を光らせる!!」
 「暗いこの場所では丁度いいですね」
 「……じゃあ聞くよ?」
 全員「はーい/あーい」
 「日の神……居るか?話をしに来た!俺はナチス・ドイツ……闇の能力を持つ者だ、今、街は雨に悩ませている、その原因はあなたでしょう?何とかしてくれないか!? 」
 「……じょ……ーー〜」
 全員(返事が来た!)
 「すまない、もう一度言って貰えないだろうか!?」
 「僕の出す条件を呑んでくれるなら、その問題は解決する……」
 「条件を……教えてくれ……」
 (何故だろう……初めて会話したのにタメ口で話したくなる……)
 「僕を解放してくれ……」
 「っ……!!?」
 (ここで彼を解き放ってしまったら、皆んなの能力が制御出来なくなる……)
 「ナチス……」
 みんなもそのようだ、今彼を解き放ってしまったら……
 でも俺は…………覚悟は決めていた。
 「条件を呑む……」
 「っ……!!?ナチス!それじゃおまっ……街のみんなも俺たちの能力が!!」
 「分かってるッ!!……でも、この世界で1番苦しんでるのは彼……日の神だろ??……俺達があの神々の生まれ変わりならなにか変えられるはずだ!!」
 「生まれ変わり……なの?……皆んな…」
 「可能性ってだけだ、神だった記憶も無い……例えアメリカである俺と神のアメリカとは別人かもしれない……」
 「……我は解放するの賛成アル…歴史的に考えれば、一番苦しい運命を背負った神であるのは陸だし…… 」
 「あれ……なんで我、陸って呼んだアル?……」
 「私も中国さんと同意見、ですが……奇遇ですね?私も何故か陸という名前の人が脳内に出てきましたよ」
 「ioもいいんね!!」
 「パラオも!!」
 「フランスも良いよな?」
 「まぁ……良いよ」
 「じゃあ……解放する…」
 「その結界に「闇」を放ってくれるかな?」
 「ああ」
 そう言いながら結界に闇の能力を放つ。結界は徐々に壊れていった。
 そして出てきた日の神は……
 「は、初めまして……かな?」
 全員「えっ……?」
 海と空に間違えてしまいそうなほど、 同じ顔をしていた。
 猫耳ついてるけど……
 「……ね、ねぇ??ナチ??」
 今にも泣きそうな声で俺を呼んだ。
 「な、なんだ??」
 「……グスッ……僕の事、覚えてる?」
 その瞬間……無いはずの記憶が入ってくる…
 「あ”ぁ”……」
 「ナチs……っなんだ……この記憶……」
 陸と言う日の神と共に旅をしていた俺が居る……
「んぁ?」
 「あっ起きた……」
 「陸?」
 「っ……!!?せ、んぱい……」
 「俺……本当に生まれ変わってたんだな……」
 「良かったぁあああああ!!」
 先輩達が急に倒れ込んだいったから超焦った……
 多分記憶の鍵が外れ、神だった記憶が流れ込んでるのだとわかった……
 僕が洗脳された時、全く同じ現象を起こしたからね……
 ここに居ない海と空も同じ現象が起きてるはず……みんなは神使の状態で生まれ変わっったから、関係して神としての記憶を得る。
 「陸……1人にしてすまないな……」
 そう言い優しく抱きしめてくれた……その後も起きてきたみんなからも抱きしめてくれた。
 諦めなくて良かった……って思った。思う存分泣いた。
 先輩達が神使から神に変わった。その事もあり、僕は封印されなくて済むようになった。人々から謝罪された、辛かったけどしょうがない事って言うのはわかっていたから許した。
 海と空にも会って、互いに喜び合った。この三人が揃うことで日の神、火の神、照の神から成る「日帝」と言う存在も復活。
 ここで物語は終わらない……あの魔神は死んではいない、だからこの街で起きた僕のこの騒動が収まってから行くつもり。
 勿論、今度は
 皆とともに戦う
終わり
 ごめん、駄作だけどここまで読んでくれてありがとうございます!
 一応皆んなの能力書いときます。
どんな能力かは、ご想像におまかせします。そして実際の名称と意味が違うものがありますが、そう言いう設定です。
超神とは能力の基礎となる神。派生は神。
 日帝:日の神から生まれた神使の中でも、最高能力を持つ帝位の総称である
 陸:日の能力               空:照の能力
超神 神
 海:火の能力              ナチス:闇(月)の能力
神 超神
 イタ王:風の能力        ソ連:氷or雪の能力
超神 神
 アメリカ:炎の能力     イギリス:雷の能力
神(火の派生) 超神
 フランス:生成の能力  パラオ:水の能力
神 超神
 中国:爆破
神
 この先の話は考えていませんが、 好評だったら出そうかなと考えております。
では皆さん、良い日々を過ごせますように。
コメント
1件
追記 日帝が火や水といった能力が使えたのは、封印され、仲間たちが亡くなった後の時期の間だけで、そもそも日の神や月の神は全ての能力の始祖であるから。だが闇は日と反対の能力の為使えなかった。 勿論、みんなが神に戻った後は日の能力だけしか使えなくなりました。