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テラーノベル(Teller Novel)
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赤side


この部屋…だいたい6畳ぐらいかな、まあまあ広い部屋に、俺合わせて桃ちゃん、紫ーくん、青ちゃん、橙、黄ちゃん、の6人がいる、なぜかって?そんなこと聞かれてもなぁ、仲間?だから、かな?いつもは皆で元気に騒いでるんだけど今日はその割に意外と静かなんだよ。

なんでかって?そりゃあさ、いつもぎゃいぎゃい騒いだり元気な青ちゃんが静かだからだよ、俺は最初話しかけようかと思ったけどやめといた。

なんでって、笑

そりゃ桃ちゃんや紫ーくんすら話しかけないからに決まってるじゃん笑

橙と黄ちゃんもだけど、俺はただ皆に合わせてる、怖いし。

まぁでもこんな静かだといつもと違って過ごしにくいけどね、、

そんなこと思いながら数分たった頃、紫ーくんが口を開けた。


💜「青ちゃん、久しぶりに2人で外に散歩でも行     こうか、綺麗な空を見に行こう?」


そう、青ちゃんに笑顔で話しかける、青ちゃん以外のみんなは1回ビックリしたような顔をする、けどすぐ真顔になった。

そのお誘いを聞いた青ちゃんは、いつもと違う優しい顔で


💙「うん、」


と、笑顔で頷く、紫ーくんは、笑い返すと


💜「じゃあ行こうか」


そう言い、2人は外に出ていった。

俺はこの時止めるべきだったかはわからない。でも、2人は外に出て行ってから戻ることは無かった。


次は、誰が行くんだろうか、、外に。

数週間後も経ったある日、橙と桃ちゃんが外に行った。

呼び止めはしなかった、しても意味ないだろうから。

勿論ふたりはもどってこない。


(次は、俺なんだろうな)


そんなこと思いながら、スマホを確認する、


(あれ、スマホ、見慣れてるはずなのに見慣れた  感覚がない…?)


まぁいいや、そう思いながらも皆の、リスナーからの言葉を見る、内容は


リ「今までありがとう」


だったり、


リ「これからもずっと大好きだよ」


とゆう感謝や愛の言葉だった。俺は安心した。この子達がリスナーで良かったと、心から思った。

そんなこと思っていると、黄ちゃんが立ち上がった。


💛「赤、そろそろ行きましょうか」


その言葉に俺は


❤️「うん、そうだね、行こうか」

そう言い、2人で笑顔で見合ってから、2人で部屋から出る。きっとこの部屋にはもう誰も戻ってこないだろう。そして、戻れないだろう。







いや、正確に言ったら…














戻ったらいけない、かな笑

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