この作品はいかがでしたか?
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最近困ってることがある。それは…
ピーンポーン
「しょーちゃん!」
日が沈み始め、辺りが黄昏の頃。
そいつは今日も来た。
遡ること2ヶ月前……
火曜日。午後、3時半頃。
いつからかわからんけど、俺は不登校だった。
いつの間にか学校に行ってなくて、母親も何も言ってこんかったし、
俺も何故か、学校に行くのが外に出るのが怖かった。
いつもならない時間帯にチャイム音が聞こえた。
宅配便かなと思いながらドアを開けると、
同じクラスの学級委員長叫野 ほとけが立っていた。
「えっと…」
「しょーちゃん!元気してる?」
「は?しょーちゃん?」
多分それが叫野と交わした初めての会話だと思う。
それから毎日、叫野は家にきて、プリントや、道に咲いてた花を摘んできたりとか、急に何しに来たのか分からなかった。
そして、今。
「なんやねん、毎日毎日!!」
「えへへーっ!しょーちゃん寂しいかなって!」
「……早く帰れ!」
「えー!?ひっど!ありえないんですけど!?🐇ちゃんが引きこもりニートだから、毎日宿題届けに来てあげてるのに!てゆーか、しょーちゃん勉強
わかるのぉ~?教えてあげようかな〜??
「うるさいなぁ!!!できるわ!そんくら……い……」
よくよく考えてみれば、問題文見るなり何が書いてあるかさっぱりわからないんだった…
「あれれー??もしかして〜?わからないんじゃないの!?!?(笑)」
「ァァァ!!!!うるさいねん!でっできるし!漢検とっ特級やし…!!」
「ほんとにぃ~?」
あー!とことんうざいねんなぁ…!こいつ!
「早くかえれ!じゃあな!」
強引にドアを締めた
「あはははっ↑www図星つかれてんの!?アヒャヒャwww」
笑いながらまたね、というこいつに二度とこんくてええよ!と言いながらドアを完全に締め切った。
ザーザザー
ぴちゃっパシャッ
「………ッちゃん……!!……ッいで!…」
コメント
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叫野に目が行きすぎて内容が頭に入ってこん。
やっぱ文才あるよ君
伏線…?を頑張ってるつもり。