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天の助とテリは、のんびり道を歩いていた。「いい天気だねぇ……うん……?」
テリが空を見上げた瞬間――
太陽が落ちてきた。
テリ「えぇぇぇぇぇぇ!? なにコレぇぇぇ!?」
地面にドゴォォォンと衝突し、炎の塊が立ち上がる。
炎の中から、ひとりの男が歩み出た。
「……お前が噂の、新毛狩り隊を倒そうとしている――
ところ天の助だな!」
天の助「そうだが、なんの用だ?」
炎の男は胸をどん!と叩いた。
「俺は――ファイヤー!!
お前と“暑さ対決”がしたい!!」
テリ「対決内容が意味不明!!」
天の助はなぜかノリノリだ。
「いいだろう! 受けて立つ!!」
次の瞬間――
天の助が燃えた。
テリ「燃えてる燃えてる燃えてる!!」
ファイヤー「まだまだこれからだ!!」
炎とプルプルの暑さ対決は、数時間にも及んだ……
(※なにを競っていたのかは両者にすら分かっていない)
――と、ふと天の助が気づいた。
「……あれ、テリはどこだ?」
辺りを見渡すと、地面に一枚の手紙が。
『少女を助けたければ、Oブロック基地に来い』
ファイヤー「どうする、天の助?」
天の助「決まってるだろ! 助けにいくに決まってる!!」
◆ ◆ ◆
そのころ――Oブロック基地。
テリは鉄の檻に閉じ込められていた。
「天の助さん……」
蛇使いの隊長――へロードがにやりと笑う。
「助けなんて来ないぞ……」
テリ「来ます! 私は天の助さんを信じてますから!!」
その瞬間――
ドゴォォォォォン!!
天井を破壊し、天の助の上に馬乗りになったファイヤーが落ちてきた。
テリ「来たのは嬉しいけど姿勢がおかしい!!」
へロード「来たか……昨日はよくも部下を倒してくれたな!」
「いけっ! 蛇たち!!」
無数の蛇がうねりながら襲いかかる!
天の助「プルプル真拳奥義!!」
ファイヤー「ファイヤー!!」
二人「焼きたてところ天!!」
テリ「焼きたてのところ天って何!?」
謎の合体技が炸裂し、へロードは蛇ごと吹っ飛んだ。
へロード「ぎゃああああ!!」(退場)
テリ「ありがとう、天の助さん! ファイヤーさんも!」
ファイヤーは照れたように炎を揺らす。
「なぁ……頼みがあるんだが」
天の助「なんだ?」
ファイヤー「……俺も一緒に旅していいか?」
天の助「別にいいが? どうして一緒に?」
ファイヤーは熱く笑った。
「お前たちと旅したら――
とんでもなく暑い旅になりそうだからな!!」
テリ「暑苦しさの理由がしょうもない!!」
こうして、旅の仲間がひとり増えた。
テリのツッコミは、さらに忙しくなる……!