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💜「じゃ!他の兄弟も待ってるから行こっか」
🖤「はい!」
二人と世間話をしながら少し歩き、応接間に通された。そこには活発で優しそうな背の低いピンク頭と、パーマのかかった髪に細く見える筋肉質な体の強面が椅子に座っていた。細マッチョの方は目付きが悪くて、その鋭い眼光を向けられた時俺は少し怯んだ。
🩷「お!そいつが新しい弟?俺は大介!よろしくな~」
ピンク頭は明るく挨拶した。細マッチョの方は少し間を置いて、丁寧な紹介をしてくれた。クシャッと笑った顔は見かけに寄らずとても魅力的で、何だか可愛らしく思えた。
💛「俺の名前は照。照って書いて【ひかる】って読むんだ。今は高校2年でこのピンクの奴と双子。この家は変な奴しかいないけどなんかあったら頼れよ」
💜「変な奴って誰だよ、変な奴って」
💛「特にお前だな」
💜「何でだよ!」
と軽快にボケとツッコミが飛び交った。思わずくすくすと笑っていると、ラウールはもっと笑っていて子供らしい笑顔がよく似合っている。少しすると目が合ってしまい、恥ずかしそうに目を逸らされた。
🩷「なーなーお前も自己紹介したらー?」
🖤「あ、僕の名前は蓮です。今は中学2年です。よろしくお願いします」
💛「今中2ってことは康二に弟が増えたってことだな」
💜「確かに!あいつ喜ぶだろうな(笑)」
こーじって人が誰か分からなくて話に乗れず、俺がきょとんとしていると大介以外の3人は康二と他の兄弟を連れて来る、と言って部屋を出ていった。
すると、さっきまで興味津々の様子で俺を見ていた大介が目付きを変えて、俺の耳元で囁いた。
🩷「俺の照に近づくなよ。あと他の兄弟にも手出したらお前ぶん殴るからな」
見た目にそぐわない低い声で大介はそう言った。俺は少しでもこいつの事を優しいと思ったことを後悔した。このどう仕様も無い気まずい空間で、早く照達が戻って来ることを願うしかなかった。それと同時にここで上手くやっていけるのだろうかという大きな不安に俺は襲われていた。