コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日はずっと推しているJO1のよなるきを書いていきます!!
ある日の練習後、俺はスタジオを出た。疲れた体を引きずりながら、みんなと話しながら歩いていると、ふと瑠姫が先に歩いていた。
「お疲れ、瑠姫。」
「…ああ、お疲れさまです。」
瑠姫はいつも通り、ちょっと素っ気ない返事をして歩く。
最近、瑠姫は少し距離を置いているように感じる。
お互いの間にちょっとした空気が流れていることに俺は気づいていたけれど、それを言葉にするのは面倒だった。
ただ、瑠姫が意識しているのか、無意識でそうなっているのか、わからなくて気にはなっていた。
「今日、みんなでご飯行かない?」
瑠姫はすぐに顔をしかめた。
「…またそんなこと言って、どうせすぐに帰るじゃん。」
その言い方は、完全にツンツンしている。俺はその態度に少し笑った。
「俺、帰りたくないよ。みんなで行こうよ、ね!瑠姫。」
「…まぁ、行ってもいいですけど」瑠姫はしぶしぶ答える。
その後、みんなで食事を取ることになった。瑠姫は相変わらず、ちょっと無愛想にしていたが、俺だけはその素っ気なさに慣れていた。
だが、瑠姫が少し顔を赤くしていることに気づく。
「瑠姫、何か飲みすぎた?」
「うるさいな…ちょっとだけですよ。」瑠姫は照れくさそうにグラスを片手に、何度も口をつけていた。
その後、みんなが帰るころには瑠姫はかなり酔っていた。
普段のツンツンした態度が嘘のように、ちょっとふわふわとした雰囲気で歩いていた。
「瑠姫、大丈夫?」
「奨くん…」
瑠姫がフラフラとしながら俺に寄りかかる。その瞬間、少し驚いた。
普段の瑠姫からは想像できないような甘え方だったからだ。
「なに?、酔っ払って。」
俺は少し恥ずかしそうに言うが、内心では嬉しさもあった。瑠姫のこういう一面を見るのは珍しいからだ。
「奨くん…もっと、そばにいてよ。」
瑠姫がぎゅっと俺の腕にしがみついてきた。普段はこんなこと絶対にしないのに、酔っていると甘えてくるのはいつものパターンだった。
「瑠姫、いつもツンツンしてるくせに、酔うと甘えるんだね」
俺は少し笑いながら言うが、瑠姫の顔は赤く、今にも倒れそうな勢いだった。
「…だって、奨くんが優しいから…」
その一言に俺はちょっと驚いた。
瑠姫は普段、そんなこと絶対に言わない。酔った勢いで言ったにしても、少し照れくさかった。
「じゃあ、今日はしっかり支えてあげる」
俺は優しく瑠姫を支える。
歩きながら、瑠姫は途中で足を止め、顔をあげた。
「奨くん、ありがと。」
その言葉に俺はちょっと照れたが、
「俺が言いたいのはそれじゃないけどな。」と苦笑いをした。
「ん?」瑠姫は首をかしげる。
「いつもツンツンしてるくせに、酔うとこんなに甘えてくるから、ちょっと照れくさいの!!」
俺が言うと、瑠姫は一瞬黙った後、少し照れたように笑った。
「…うるさいですね」でもその顔は、普段のツンデレな表情よりも、どこか優しさが滲んでいた。
その日、瑠姫は俺と一緒に帰り、二人で静かな時間を過ごした。
どうだったでしょうか?
ほかの作者さんたちと少し違う書き方になってしまいました、、、