こんばんは、奏佑です!!
番外編の赤黒を書いていくんですけども
夢琉の誕生日記念として
出そうとしていた小説の続きが
どう頑張っても思い付かなかったので、
爆速でこれ書き上げてきました…
まじごめん… 、
色々許してくれてありがとね 夢琉…
優しい上にノリも良くて好き…(
夜中に書いているので誤字脱字あれば
教えて下さると助かります…、
色々ごちゃごちゃで申し訳ないです、
少しよく分からないところで
切ってしまったのでそのうち
書き直そうかと思いますが
取り敢えず本編いきましょう、!
※ 御本人様には一切関係御座いません。
ー
【 黒side 】
( こんこんこんっ
黒「 はいはい、 」
( がちゃっ
黒「 長かったな、ないことちゃんと話出来たんかほと、け…、 」
ベッドで丸まって寝ている
りうらから目を離して正面を見ると、
ほとけではなくまろが、
しかもないこを姫抱きして
入ってきていた。
青「 …おきたよ 」
黒「 お…おぉ…、そりゃ良かった、 」
二人の薬指には、
見覚えのある銀色の指輪が光っている。
黒「 渡せたんか、それ 」
青「 渡せた 」
「 ありがとうな 」 ( 笑
黒「 俺は何もしてへんよ、笑 」
青「 ないこどこに置けばいい? 」
黒「 ん、そこのソファーに座っといて 」
青「 ベッドじゃなくて? 」
黒「 りうら寝とるから 」
青「 ふーん…、 」
「 …安心しきった顔しとるね 」
黒「 そぉか、? 」
桃「 …ふ、笑 」
青「 え、なにわろてんの…、? 」
桃「 んやぁ、なんでも、笑 」
黒「 包帯1回取るで 」
桃「 はーい 」
ー
黒「 …よし、俺ができるのはこの位やな 」
「 まだ痛みとか気になるようなら病院連れてくけど 」
桃「 大丈夫、ありがとう 」
「 …ねぇあにき 」
黒「 んー? 」
桃「 りうらのこと、どう思ってんの? 」
黒「 …なに急に、 」
桃「 …りうら昔から警戒心強くてさ、俺の前じゃないとあんな可愛い顔して寝なかったんだよ 」
「 りうらは、あにきのこと相当気に入ってると思うんだけど 」
どいつもこいつも、
どうして俺の気持ちに気付いているのか。
必死に隠そうと頑張っているのに。
黒「 なんでそんなこと聞くん、 」
桃「 俺がりうらのお兄ちゃんだから 」
「 りうらには、苦しい思いさせたくないんだよ 」
青「 …え、がちの? 」
桃「 うん? 」
「 まろ昔見たことあんじゃん 」
青「 いやそんなん前過ぎて覚えてへんわ…、ないこにしか興味なかったし… 」
そんな会話を他所に
少し考えてから口を開く。
黒「 あかんよ、俺は 」
桃「 …何がどうあかんなの? 」
黒「 歳は一回り近く離れとるし、こんなごつい野郎なんて… 」
「 俺なんかじゃない方が、絶対幸せになれるよ 」 ( 撫
さらさらとした赤い髪を撫でると
心地が良いのか、
嬉しそうに俺の手に擦り寄ってくる。
桃「 つまり…りうらの幸せを考えて、あにきは自分の気持ち無視してまで諦めようとしてるってことで良い? 」
黒「 まぁ、平たく言えばそう…、 」
桃「 …まろもあにきもさぁ…ばかなの? 」
青「 ゑ、 」
桃「 いやばかだからこんなことなってるんだと思うけど…( 」
「 俺たちは好きだって言ってんの 」
黒「 …たちって…まだ正確にはりうらの気持ちも分からんし…、 」
桃「 はぁ?この期に及んでまだそんなこと言うわけ? 」
「 もう分かってんでしょ、腹括りなよ 」
黒「 ゔ…、 」
詰め寄ってくるないこの圧に押され、
追い詰められるようにして
ベッドに腰を落とすと
腹の辺りに後ろから腕が回った。
黒「 え、 」
赤「 んん…、𓂃 𓈒𓏸 」 ( ぎゅうっ
桃 ( 💡 ̖́- 「 りうら~…、? 」
赤「 …んぅ…、ないく…、? 」
桃「 ただいま、1個聞いてもいーい? 」
赤「 ん… 」 ( こくっ
桃「 あにきのことすき? 」
赤「 ……… 」
黒「 ちょっ、おまえ何聞いて…、 」
赤「 …すき、 」 ( にぱ…っ
「 ずっと、おれのそばでわらっててほしい… 」
黒「 …、 」
桃「 …そう… 」
「 ごめんな、りうらもお兄ちゃんと同じ道辿るみたい 」
赤「 んふ…、笑 ないくんがあやまることじゃないよ… 」
「 りうらがかってに、あにきをすきになっただけだもん…、 」
桃「 そっか…、笑 ありがとね 」 ( 撫
赤「 ん…、 」
桃「 …だってよ、 」
青「 ふは、笑 あにきすごい顔 笑 」
黒「 っ…、/ 」
鏡を見ずとも、顔に熱が集まって
赤く染っているのがわかる。
心臓がぎゅうっと締め付けられるような
感覚に襲われて苦しい。
黒「 …っ、はぁ…、 」
「 …お前もほとけも、なんで俺の気持ち知っとんの… 」
桃「 あは、そういうのに鋭いんだよ俺ら 」
「 …で?あにきはどうなのさ 」
黒「 …認めるよ、俺はりうらが好きや 」
「 想像なんてしたくもないけど、ここで俺が受け入れんかったら普通に結婚したり出来るやろうな…って、 」
「 だからりうらの気持ちにも気付かないふりしておこうと思っとったのに… 」
「 あんな顔されたらな…、 」 ( 撫
愛しくて堪らない、っていうのが
俺にも 伝わってくるくらい
死ぬ程甘ったるい顔が。
胸焼けしそうなくらい甘い声が。
離す気なんてなさそうなくらい俺の心臓を
力強く掴み続けている。
桃「 …そ、それ聞けて良かったよ 」
「 手当してくれて本当にありがとう、戻ろうまろ 」
青「 ん 」
桃「 …りうらのこと、よろしくね 」
黒「 …おう、 」
( ぱたん…っ
黒「 … 」
静かに扉が閉まった後、
視線を下に落とすとりうらの耳が
髪と同じくらい真っ赤に染まっていた。
黒「 …どこから聞いとったん? 」 ( 撫
赤 ( ぴく…っ「 ……ないくんと、話したあとくらいからずっと… 」
「 …、 」 ( ぐいっ
黒「 おわ…っ…、 」
後ろに引っ張られてベッドに倒れると
水気を含んだ赤い瞳と視線が交わる。
赤「 っ、ほんと…、? 」
「 あにき、おれのことすき…? 」
黒「 …りうらはさ、俺でええの、? 」
「 年上やからりうらより早く死ぬし 」
赤「 りうらもすぐ後追って死ぬもん… 」
黒「 筋肉ばっかりのごっつい野郎やし 」
赤「 しってるよ、 」
黒「 …多分、もう一生離してやれへんで…、 」
赤「 いいじゃん、依存してるあにきもかわいいよ… 」 ( ぎゅうっ
黒「 …知らんで、もうほんまに離されへんからな 」 ( ぎゅう…っ…、
赤「 いいってば…もっと俺に縋って、俺なしじゃ生きていけないくらいになってよ 」
「 …すき、あにき 」
黒「 さっき聞いたし、 」
赤「 たりない 」
「 あにきももっといって 」
黒「 好きやで 」
「 なにをそう不安になっとんねん…、笑 」 ( 撫
赤「 ぅ~…、だいすきだよ… 」 ( ぎゅむっ
黒「 うぐ…、はいはい…笑 」
赤「 …だいすきあにき 」
「 ずっと一緒、ね? 」
黒「 ん…、♪ 」
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コメント
2件
赤くんの最年少味が出ててすっごい好きです💕 黒さんやっぱ年上だなって感じの対応で…、() 人を好きになったことのない水くんがどう変わってくのか楽しみに待ってますね!!