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ピ ー ン ポ ー ン
ピ ン ポ ー ン
ず っ と 鳴 っ て い る 。
耳 に 刺 さ る よ う な こ の 音
ど う せ ま た 先 生 だ ろ う
き っ と
「 学 校 に 来 れ な い か ? 」
だ の
「 先 生 は ず っ と
玲 奈 を 待 っ て い る よ 」
と か
心 の 無 い
た だ の 愛 想 だ け を 放 っ て く る
ど う せ 来 て も 来 な く て も
か わ ら な い ん だ ろ
?
「 玲 奈 さ ー ん い ま す か ー ? 」
聞 き 覚 え の な い 声
き っ と 何 か の 勧 誘 だ ろ う
?
「 ○ ○ 先 生 に 代 わ っ て き た
生 徒 会 長 の 叶 と 申 し ま す 」
… 生 徒 会 、
つ い に 生 徒 会 ま で 使 う か 、
私 は 行 か な い っ て
ガチャッ
あれ、私ドア閉めたはずなんだけど、
叶
「 だめだよー?玲奈さん。
鍵はちゃんと閉めなきゃ 」
なんか平然と部屋入ってきてて草
なんで一発で部屋当てれんの
『 せ、先輩、! 』
『 ふ、不法侵入、です! 』
と言うと叶さんは楽しそうに笑う
鍵を閉めてなかったのはそっちでしょ。
と言うように。
叶
「 玲奈さんは学校、来る気ないの? 」
と、唐突に聞かれるものだから、
なんと反応すれば良いか分からず、
『 えぇ、…まぁ…ハイ、 』
と、少し変な答え方をしてしまった。
すると先輩は言った。
叶
「 じゃーさ。生徒会入んない? 」
そう言われて一瞬
は?
そう思った。
『 …生徒会は絶対入んないですから、 』
そう言うと、先輩は、
叶
「 ね!生徒会室に居るだけで良いの!
生徒会室で寝てても良いし、
勉強しててもいい!
どうかな、?」
…条件的に、行ってあげないことも
ないですけどぉ???
…流石に留年したくないし、
まだ一応ギリギリ留年しないし、
ありだな。
『 分かりました。
本当に居るだけでいいんですね? 』
叶
「 うん。それだけで大丈夫 」
それから先輩が帰った。
そう言うものだから、
明日から学校に行ってみよう。
先輩いわく、
「 保健室から来てくれればいーよー 」
とのことなので、ちゃんと行きます、