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「お、…お前は俺の千空くんに取り入ろうとした……!!、、クッソ!!写真消しやがれ!!!この!!」と暴れる客。いや、もはや客ではなく犯罪者と呼べるだろう。
「あらあら、なに言っちゃってんの〜?俺より”犯罪者”ちゃんの方がよっぽど千空ちゃんに変なことしようとしてたよ〜?」とゲンは冷淡に笑う。
そして、
「ハッハー!!お前、春山会社の社長で間違いないな?確か七海財閥とも取り引きをしているはずだ。その取り引きが無ければお前の 会社はどうなると思う?」と羽京の太客の龍水まで登場した。
テレビやネット、様々な情報に関して影響力があるメンタリストと自分の会社の取り引き相手の大手会社、企業を持つ七海財閥の御曹司が敵という恐ろしいタックが完成した。
あまりの絶望に犯罪者は力が抜けてしまい、倒れてしまった。
「スタッフさーん♪今のうちに警察に連絡して!後、この犯罪者ちゃんのこと今のうちにちゃんと取り押さえておいて!」とゲンが指示する。
そんな時、龍水の背後からひょこっと出てきた羽京が千空の元へ行き、「千空!立てる?!一旦あっちの部屋に行こっか…!」と千空を連れて行った。
「千空ゆっくり息吸って、!」と羽京が千空の肩を撫でる。
千空自身、思ったよりも精神的にきたらしく、過呼吸になってしまった。
どんどん顔色が悪くなっていき、呼吸が乱れていく。
どうやったら正常な状態に戻るのか、方法がわからない。
「……カヒュッ、カヒュッ…、」
…思ったより、息がしずれぇ、ッ、、…
もう襲われてもねぇのに、体が勝手に、…震えて……ッ、、息が……ッ//…落ち着けッ…
そんな時、「…千空ちゃん!」と色々と事を片付け終わったゲンが千空の元へ寄ってきた。
龍水が後ろからやってきて、羽京のことを呼ぶと、何かを察したのか羽京は龍水のいるドアの方へ走って行った。
「千空の呼吸が時間が経つに連れて荒くなっていってしまって…泣」と泣きそうになる羽京。
「ハッハー!!ゲンッ、!千空のこと、頼まれてくれるか?!」と龍水が聞く。
「ありがとう、龍水ちゃん。後は俺が千空ちゃんの事どうにかするから。メンタリストに任せといて!」とゲンが答えた。
バタンッ
龍水と羽京が気を使って千空とゲンを2人にした後、千空の過呼吸を落ち着かせるためにゲンは千空のことを優しく抱きしめる。
龍水は、人数が多すぎると緊張でさらに呼吸が荒くなってしまうのではないかと思い、千空とゲンを二人きりにしてやりたかったのだろう。
「カヒュッ…カヒュッ、…“ッ…ンッ……」
「…千空ちゃん、落ち着いて俺の心音聞いて。」
ゲンと千空以外いないこの静かな部屋で千空は集中してゆったりとしたゲンの心音を聞く。
ドクンッ…ドクンッ…
「…ヒュッ、//“ …ハァッ、……ハァッ、ハァ………」
……こいつの心臓の鼓動聞くと、安心する…。
「よかった。少し呼吸ができるようになってきたね。もう少しこのままでいようか♪」とゲンの優しい声が千空を落ち着かせる。
数分後
「…てめぇのおかげで呼吸がだいぶ楽になった。おありがてぇ。後、助けに来てくれた事も、…感謝してる…//」と千空は少し照れながらもゲンに感謝を述べる。
「ふふ、千空ちゃん、痛いところない?」と言いながら、ゲンはそっと千空の頭を撫でる。
「……ッ//、あぁ、特に痛くねぇ」と撫でられて少し驚いた千空。
「……よかった♪」
ただ、ハンカチを拾って貰って顔見知りになった程度の相手なはずだったのにこんなに…何故か目が離せなくて、俺は千空ちゃんの心に踏み込みたいと思っちゃった。許して。
ガチャッ
「ハッハー!!千空調子はどうだ!」と龍水が2人がいる部屋に戻ってきた。
それに続き、「ご主人様、…!まだ開けないほうが…」と言いながら羽京も来たのであった。
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