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新しい話です。自分勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
書き方変えました。
直した方がいいとかあったら教えてください!
吉田side
「ねえ、吉田せんせーってば。聞いてる?」
放課後の静まり返った職員室。 歴史のプリントの束と格闘していた俺の視界に、ひょいっと入り込んできた茶髪。
塩﨑太智。 学年の中心にいる、いわゆる一軍の「陽キャ」男子。バスケ部のエースで、友達が多くて、女子からの人気もダントツ。 そんな学校の主役みたいな奴が、なぜか最近、やたらと俺にちょっかいを出してくる。
「はいはい、今日も絶好調に暇だね塩﨑くん。……生徒指導室行く?」
俺は呆れたようにメガネを押し上げ、フッと笑う。 最初は「教師に向かってなんだその態度は」と身構えていたけれど、最近はこれがこの生徒なりの距離の詰め方なんだと分かってきた。
「えー、冷たっ! 本気なんだけどなー」
塩﨑はケラケラと笑いながら、俺の机の端にちょこんと腰掛けた。 クラスの女子に向けるのと同じ、人懐かしくてちょっとズルい、人を惹きつける笑顔。距離感がやけに近い。
「どこが本気だよ。君、昨日も別の女子に『お前しか見えねーよ』とか言ってたって噂流れてたけど」
「え、マジ? 誰それ、完全なる冤罪! 俺の視界に入ってんの、今んとこ先生だけだし」
嘘だと分かっていても、その真っ直ぐな瞳に見つめられると、胸の奥が少しだけ騒ぐ。
(……まあ、俺には彼女がいるんだけどさ)
俺には密かに付き合っている同い年の彼女がいる。 仕事の大変さを一番理解してくれる大切な存在で、もちろん生徒たちには秘密だ。
「……君ねぇ、本当に調子のいい奴だな」
ため息をつきつつも、俺の口元はどうしても緩んでしまう。 そんな俺を見て、塩﨑は「じゃあ、模試で平均点超えたら、放課後図書室で勉強見てよ」と悪戯っぽく笑った。
その太陽みたいな笑顔に当てられながら、俺は、まあ勉強を教えるくらいならいっか、と密かに思っていた。
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comi
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#塩崎太智
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