続き
🤪 side
🤪『 …っ…ん、ッ” 』 パチッ
目が覚めた。
🦁『 …ぉ、 』
ゆうにぃがそれに気付いてくれたみたいですぐにこっちへ駆け寄ってくる。
🦁『 おぉ、大丈夫か…? 』 サスサス
🤪『 …っ、ぅん。 』
…本当はまだ少し苦しいし、辛い。
でもそんなの言ったら、きりが無くなっちゃうから。
これは、言わないでおこう。
🤪『 …だぃじょぉ、ぶ…だよ、? 』 ニコッ
🦁『 …う ~ ん、…そんな顔で大丈夫って言われてもなぁ…っ、w 』
え、そんなに変な顔してる…?
🤪『 …っ、 』
…やっぱり、隠すことは悪いことだよね、?
ちゃんと、自分の気持ちを伝えなきゃだよね…?
さっき、苦しいって、自分の気持ちをちゃんと伝えることができなかったから。
🤪『 …ぇと、ッ” 』
🦁『 ん ~ 、大丈夫やから…言ってみぃや? 』 サスサス
まろを落ちつかせるために、優しく背中をさすってくれるゆうにぃ。
優しくしてもらってるんだから、まろも頑張らなきゃ…っ。
🤪『 えぇ…っ、とぉッ” 』 ポロッ
分かってる。
分かってるのに…中々言葉が出ない。
自分の気持ちをちゃんと言うってこんなに難しいことなんだなって思った。
🦁『 泣かんといてや ~ 、辛くなってまうやん 』
🤪『 ん…っ、ひぐ”っ…ん ~ っ” 』 ポロッ
そんなに優しくされちゃうと、涙がたくさん出てきちゃう。
🦁『 ほ ~ ら、深呼吸しな…? 』
🤪『 すぅ ~ っ…は”ッ…はひゅ”ッ…ふぅ ー っ 』
ゆうにぃの言葉のおかげで、涙も少し無くなってきた。
今なら、ちゃんと言える…、!
🤪『 ゆ…ゅ、にぃ…ッ、? 』
怖いけど、頑張って声に出してみる。
これも、練習だもん。
それに…まろ、おにいちゃんだもん、このくらい頑張らないと…!
🦁『 どうしたん ~ ? 』
🤪『 …まだ、その…ッ、っらく…てぇ…ッ” 』 ポロッ
🤪『 ちょ”…っ、と…くるしッ”…ぃ、の”っ 』 ポロッ
ちゃんと、自分の気持ち伝えれたよ…?
まろ、えらい?
ちょっと、おにいちゃんになった?
そんなことをたくさん聞きたいけど、やっぱりそんなの聞けない。
それは…まだ、難しいの上…?、
🦁『 そかそか、苦しいなぁ…、 』 サスサス
🦁『 まだ、辛いんなら横になっときぃや? 』
🤪『 …っ、ぅ…ん…。 』
ベッドに座っていたので、そのまま横になった。
なんで、こんなにもまろは何も出来ないの…?
🤪『 〜っ、ぅ”…ぐ”ッ 』 ポロッ
なんにもできない子なんて…要らないもんね、?
🦁『 あんま、自分のこと責めんなよ ~ ? 』
そんなの…わかんないよ。
責めるって、何なの?
どうやったら、無くなるの?
🤪『 もぉ…っ、ゃだ…ぁ”ッッ 』 ポロッ
急に、何もかも嫌になってくる。
🦁『 せやな、嫌よなぁ…。 』
申し訳なさそうに、ゆうにぃが言った。
ゆうにぃ、悪くないのに…。
🤪『 …ん、 』
🦁『 …ないこ達、もうすぐ帰ってくると思うから、もう少し待ってられる? 』
え、いつもよりちょっと早くない…?
🤪『 …まろのため、? 』
🦁『 え? 』
🦁『 あ ~ …ちゃうちゃう 』
ゆうにぃがまろの言葉を理解したように、答えた。
🦁『 さっき、りうらからメールがあってな? 』
🦁『 もうすぐ、帰るってきただけやで? 』
🤪『 そぉなん? 』
🦁『 せやで? 』
まろのためだけに、お出かけを無くなっちゃうのは可哀想だし…でも、たまたまなら、よかった。
🤪『 いつ、帰ってくる…? 』
🦁『 もうすぐやと ー …、 』
ゆうにぃがそう言いかけた途端に、
ガチャッ
玄関ドアの開く音と、楽しそうな声が聞こえてきた。
🦁『 お ~ もったよりも早いなぁ…w 』
帰ってきたことは、とても嬉しい。
🤪『 …っ、 』 ブルッ
けど、やっぱりちょっと怖かった。
背中がぶるっと震える。
多分…りうにぃだけ、まろのことが大嫌いだもん。
🍣『 ただいま ~ っ!! 』 ニコッ
🦁『 おぉ、おかえり ~ っ! 』 ニコッ
ないにぃは、笑顔で帰ってきた。
それに釣られてなのか、ゆうにぃまでもにこにこ笑顔になってる。
🐤『 …。 』
けどやっぱり、りうにぃは笑顔1つない。
まろに、笑顔をくれなかった。
🦁『 りうら、ありがとうな。 』 ニコッ
🐤『 ぇ、あ…うんっ! 』 ニコッ
なんで…?
ほんとにまろ、何したの…?
自覚が無いだけで、りうにぃに酷いことしちゃってたのかもしれない。
今日…話しかけてみようかな、?
🍣『 んね、まろ体調大丈夫? 』
そんなこと思っていたら、心配そうにないにぃがこっちに近寄ってきた。
🤪『 ん、大丈夫…だよ、?』
相当心配しててくれてたのかな…?
🤪『 あぃ、がと。 』
その言葉を言った途端、ないにぃがまろのほっぺたを触ってきた。
🍣『 …まろ、熱あるでしょっ!! 』
🤪『 …へ、? 』
まだ…熱下がってなかったの?
🍣『 ん、部屋行こ…? 』
そう言って、ないにぃがおんぶの姿勢を作ってくれた。
優しいな…。
💎『 もぉ、やだぁ!! 』 ポロッ
🤪『 …ぇ、あ…、 』
まろのこと…?
🐰『 僕もやだし…っ!! 』
まろのこと??
何か悪いこと…したの?
🤪『 ぇ…ごめッ”… 』 ポロッ
💎『 いふにぃ”っ!! 』
💎『 もぉ”、きぁ”いッ!! 』 ポロッ ( もう、嫌い )
🤪『 …ぇ、 』
信じられなかった。
ほとけにそんなこと言われるなんて、まだ先のことだと思った。
しょうにさえも言われちゃった。
そんな、まろが違ってたのかもしれないね。
🤪『 な…ッ、でっ”!! 』
理由が無いと、嫌いって言えない。
💎『 ぼくのおもちゃ…っ、こぁしたッ!! 』( 僕のおもちゃ、壊した )
🐰『 ぼくのも、ぜぶっ、こぁれてるッ!! 』( 僕のも全部、壊れてる )
🤪『 …〜っ” 』 ポロッ
🍣『 初兎ちゃんとほとけっち、そんなこと言わないでッ!! 』
ないこがいむしょ ー を怒鳴った。
💎『 へぁ…ッ”、ないにッ”っ… 』 ポロッ
🍣『 まろっ、まろはそんなこと…しないよね、? 』
ないにぃが不安そうにまろの耳元で囁(ささや)いた。
🤪『 ッ…、 』
…もう、無理かも。
どうせ、言ったってもう3人は確実に信じてもらえないだろう。
そう思った途端に、言葉が滑った。
🤪『 あぁ…そうだよ。 』
🍣『 …ぇ、 』
🤪『 全部…っ、” おれ ” が全部のおもちゃを壊したよ。 』 ポロッ
その瞳には、涙が浮かび上がっていた。
続く…(?)
コメント
19件
初コメ失礼します。 すごい神作をありがとうございます!続き楽しみにしてます!
やばいッッ、、めちゃめちゃに続きみたいですッッ、!!((初コメです(殴)
まぢでこの作品だいすきです ^ᴗ.ᴗ^♡ 続きまってます!