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えと……詩人か何かですか? そうでしたねサインください
私は生まれつき、人に触れるとその人が灰になってしまう体に生まれた。
だから、人の体温を知らない。
お母さんが私を産んだ時、素手で触った産婦人科の人も、おふざけで私に触れたクラスメイトも。私は灰にした。
罪の無い人を悪意も無く灰にする私を「死神」なんて茶化すクラスメイトだっていた。 最初は辛くて、苦しくて、心がじわじわ、じわじわと、傷付いていった。
でも、悪い事ばかりじゃあなかった。
例えば、私を「死神」と茶化したクラスメイト。茶化すだけなら我慢出来たのだけれど、虐めと思われる所まで行った事もあり、さすがに、我慢出来きず、私は自ら触れてやった。そのクラスメイトは、勿論灰となったのだった。 そんな事もあり、私は人に興味が湧かなくなった。
幸運でもあるのかも知れない。
そう思い始めたのは丁度この頃だ。自ら触れたのは、さっき話したクラスメイトだけだけれど、私には、こんな秘密兵器があるのだ。
秘密兵器を持った私、私だけ、特別。 そんなの、幸運としか言いようが無いじゃない。
そう思えば気が楽だから、そう思うようにしている。 こんな私だから、人に興味が湧かないのかも。
_そう思っていたのも束の間。
突撃、君が現れたのだ。
【続】
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おはようございます。こんにちは。こんばんは。
暁。と申します!
初投稿…いかがでしたでしょうか?
変な緊張感があります(笑)
感想などコメントしてくれると嬉しいです!