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木を殴ったり
少女を見つけたり
月例大会にでて優勝したり
他のプレイヤーと取り引きをしたり
ギャンブルにキルアが
ハマってビスケにぶん殴られたり
海にもぐったり
いつの間にアルア達は指定ポケット54種類を手にしていた
そしてスペルカードを集めている内に
呪いやフェイクのカードなどが分かる首飾りを手にしていた
「ねえこの首飾り
触った物の呪いをといてくれるんだよね?」
「物ってかカードの呪いな」
「あっじゃあダメかあ」
「何か思いついたのか?」
ゴンが思いついた内容は
アルアと会う前に助けたと思われる村の人達の病気を治せるのではないかというものだった
その考えにキルアは可能性があるとみていた。
そしてみんなで村に向かうことになる
夕暮れも過ぎ薄暗い中途半端な時間
そんな時キルアが言葉を発した
「そういやお前蜘蛛をしってるのか?」
とても心臓に悪い質問だった
アルアはヒソカにバレるのと同じくらい
兄であるキルアにもバレたくなかったのだ
見せたことのないくらい泣きじゃくってしまい
兄も敵対していた蜘蛛の一員でありそして家族と同じくらい大切にしていてゾルディック家にそぐわない情のかけ方をしている事実がキルアに合わせる顔がなくしてしまった
「なんで?」
「だって
お前クロロって名前聞いて驚いてたじゃん」
「私だって裏の人間だよ。
蜘蛛のボスの名前くらい知ってるよ 」
「ふーん」
完全に信じてはいないのだろう
その事実にアルアは胸が痛む
私達は村人達の呪いを解くのを成功させていた
ナンバー75ランクa
喜びに心を踊らせる暇もなく
誰かがコンタクトを取ってくる
その相手は以前カードの取り引きをした人達だった
内容は相談があるから会おうという旨だった
相談内容はクリアしそうな人物は
4人組でリーダーの名はゲンスルーであること
それを聞き私達は会うことを決めた
「みんなよく集まってくれた」
「礼を言う
コンタクトで話した通り ゲンスルー組が
あと少しでコンプリートしそうな勢いだ」
集まると思ったよりメンバーは集まっていた
彼はランキングを確認して
ゲンスルー組は今カードを96種類していて
早急に対策を立てる必要があるのだと
それを聞いたキルアは1つ疑問があったようだ
「ランキングってどうやって調べるの?」
その疑問は他の人にはガキという見た目もあり
不安や疑念を与えてしまうものだった
「そんなことも知らないの?」
「こんな人達に付き合っていたら
夜が明けちゃうわよ」
「いいからさっさと本題に入って」
そのプライドを感じさせるような言葉は
私達を逆撫でするのに十分だった
「まあまあそんなこと言うなって
もしかしたらアスタの知らない情報を知ってるかもしれないじゃないか」
男性が冷静に間にはいるが彼女は止まらない
「ふふっあるわけないじゃないの」
みんなの知っての通りアルアは下に見られるのがいちばん嫌いだ
アルアは立ち上がり プライド高きクソ女に
対して戦闘準備をし始める
「おい落ち着けってルル」
兄に久しぶりにお前ではなく名前を呼ばれて
アルアの表情は落ち着く
「なによキルアはイラつかないの?」
落ち着きはしたがアルアだけではなく
ほか3人も顔が猫のように引きつっている
「ゲンスルー組は
残り ナンバー0.2.9.75の 4種類」
そして0は99種類を集めた際にクエストが発生するので実質3種類
この3種の中のどれかを奴らより先に入手
独占してコンプリートを阻止するというわけだ
そして彼らはゴンとおなじ呪いやフェイクを見抜ける聖騎士の首飾りを、持っているため
攻撃ができないというわけだ
「3人から奪い取るっていう方法もあるわ」
「君そんなこと言って実行出来るのかい?
どんな能力を持ってるかわかんないんだぜ?」
その言葉でハッとする
アルア達ははゲンスルー組の能力を把握していて 尚且つ75番は所持していることに
「異論がなければ本題だ」
やっと本題かとアルアが息を吸う
そうするとまた嫌いな声が耳を通る
「提案には賛成よ
でもメンバーに異論があるわ」
またかこのクソアマとアルアは手に力が入る
今度こそ顔をボコボコにしてやると
しかし兄の言葉を思い出しグッと抑える
「待てよ
アスタアンタが言ってた条件は守ったぜ?」
「カードの所有50種類以上のメンバーだ」
「それプラス
互いに有益な関係を作れる人達っていったわ」
有益も何もアルアたちの方が優位にたっている
75番の所有そして能力の把握
ほんとに身の程知らずわとアルアは立ち上がろうとする
しかしキルアが間にはいる
「有益な関係を潰してるのはそっちだろ」
「口だけは達者ねえ
なら証拠を見せて欲しいわあ」
兄を舐めている態度
クソブスが何ほざいてるんだと
証拠としていまこいつを殺そうかと
アルアの顔はメラメラと苛立つ
「ゲンスルー組の能力をしってるよ!!」
苛立ちはしているだろうが
真っ直ぐな声でゴンが言う
その言葉はみんなにとって衝撃を走らせる
「奴らが持ってないカードのうち1枚
持ってるぜ」
やはりゴンとキルアは組み合わせがいい
ゲンスルー組の能力を知ってるのに驚く暇を与えずに75番を持っていること言う
「これでも不満かよ」
キルアは下を見ていたがやってやったと言うばかりに背中は堂々としていた
そしてアルアもガッツポーズをしたいくらいに
スッキリする
「いいえ十分よ」
「早く教えてよあいつらの能力」
「なに上から目線なわけ?
私達が貴方達と有益な関係になれないと判断したら不利になるのは貴方たちでしょ?」
イラつきを隠しながら思わず放った一言だった
「なっ」
「私達にも貴方たちが有益な関係って証拠
見せてよ話はそれからよ」
淡々と話すアルアの表情はやはり
黒髪黒目のせいかイルミがよぎる
「私達は指定カード71種類集めてるわ」
「貴方たちより多いはずよ 能力の情報の引き換えに1枚ランクaのカードをあげるわ」
「それなら文句ないでしょ?」
「バカ言わないでよ
ランクaなんて自力で取れるわ」
「ランクsか同等価値の情報よ」
「じゃないと教えないわ」
「調子に乗るなよ!ガキどもが」
「ごめんなさいね
調子のっちゃっておばさん”」
「なっっ」
「みんな聞いたでしょ?
話にならないわコイツら」
「5組からsランクのカード2枚ずつ10枚もふんだくる気よ!」
「あなた目と同じくらい頭も小さいの?
あなたからだけに決まってるでしょ?」
「はあ?」
「他の4組には教えるわよ
見返りは各々に任せるつもり」
「だけど私は身の程知らずには先の条件じゃないと教えないと言ってるの」
「ボケ始めたおばさんにも分かるように説明したけどわかったかな?」
「はあ…やっぱりガキね」
「若いって嫉妬の対象になるから大変だわ」
「いい加減にしなさいよ!
あの程度のことで
へそ曲げた貴方の精神年齢を言ってるのよ」
「じゃあ話は終わりね」
「貴方さえいなければ私達は情報を喜んで言えたのになあ。 あなたのせいでみんな能力の情報知れないんだよ? 」
「あー可哀想、可哀想 」
「あいつらの能力は攻撃型特化で手出したら全然死にかねないのになあ 」
「はっ勝手にすれば?」
「アスタいいよ。2枚くれてやろう」
「それより話を進めよう」
「別に私だってカードが惜しくて言ってるわけじゃないわよ!」
「あっちが喧嘩売ってくるから!!」
「はっ」
そう言って足が出てしまいそうになるアルアを
ビスケが腕を持ち止める
ビスケはそういえばこの子11歳だったわさと
心の中で言いたげだ
「なに!止めないでよね!」
「まあまあ確かにむかつくけど」
「状況が状況だし」
「うぬぬぬ」