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#吸血鬼パロ
マメまめ🌱
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主
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あっ……! この第4話、ついに潔の中で“違和感”が芽生え始めましたね……! みんなの距離感や独占欲が、明らかに“仲間”のラインを超えているのに、潔が「いや考えすぎ」って自分を納得させようとするところが切なくて。凪の「好きだよ→そうだね」の温度差、ほんとエモすぎました……カイザーが飲み物を覚えている件も含めて、読み終わって「ああ、もう戻れないところまできたな」と確信しました。続きが気になる!
わ第4話「……もしかして?」
翌朝。
潔が食堂へ向かうと――
「潔!」
真っ先に声をかけてきたのは蜂楽だった。
「おはよ〜!」
「おはよ、蜂楽」
蜂楽は当然のように潔の肩に腕を回す。
「今日、一緒に練習しよーね」、
「おう!」
その瞬間。
凛「……離れろ」
蜂楽「え〜?」
凛「邪魔」
蜂楽「潔が嫌だって言ってないじゃん」
凛「…………」
潔「まあまあ、朝から喧嘩すんなって」
凛「お前は黙ってろ」
潔「なんで俺!?」
そして食堂。
潔が席に座ろうとすると――
凪「潔、ここ」
隣の席をポンポン叩く。
潔「お、サンキュー」
座ろうとした瞬間。
玲王「待て、潔」
潔「?」
玲王「こっち」
玲王が自分の隣の椅子を引く。
潔「……?」
凪「玲王、ずるい」
玲王「早い者勝ちだろ」
凪「俺が先に呼んだ」
玲王「でも席を取ったのは俺だ」
潔「…………」
潔は二人を見た。
そして――
「じゃあ俺、真ん中座るわ」
凪「……」
玲王「……」
潔「二人とも仲良くしろよ?」
凪&玲王「違う」
潔「???」
その後。
潔が飲み物を取りに立つ。
すると――
「潔」
後ろから声。
振り返るとカイザー。
「何?」
「これ」
カイザーが潔に飲み物を渡す。
「お前がいつも飲んでいるやつだ」
潔「……え?」
「昨日見ていた」
潔「わざわざ覚えてたのか?」
「当然だ」
潔「カイザーって意外と記憶力いいんだな!」
カイザー「…………」
ネス「……カイザー」
カイザー「何だ」
ネス「今のは完全に『意外と』じゃなくて、かなり嬉しそうですよ」
カイザー「黙れ」
潔「?」
昼休み。
潔は一人で廊下を歩いていた。
「…………」
なんとなく、昨日からの出来事を思い返す。
みんなが自分の隣に座りたがる。
みんなが自分と練習したがる。
自分が女子と話していると、妙に空気が変わる。
自分が誰かと話していると、割り込んでくる。
それに――
みんな、自分の好きなものや癖を妙に知っている。
潔「…………」
足が止まる。
「……待てよ」
初めて。
ほんの少しだけ。
疑問が浮かんだ。
「もしかして……」
そこへ――
「潔!」
潔「!」
振り返る。
そこには凪がいた。
「探した」
「俺を?」
「うん」
凪は当たり前のように答える。
「一緒にいたかったから」
「…………」
潔の思考が止まる。
「……え?」
凪「ん?」
潔「いや……」
凪「何?」
潔「……なんでもない」
凪「ふーん」
凪が潔の隣に並ぶ。
肩が触れそうなくらい近い。
潔「…………」
さっきの言葉が頭から離れない。
『一緒にいたかったから』
潔「……なあ、凪」
凪「ん?」
潔「お前さ……」
凪「うん」
潔「俺といるの、そんなに好き?」
凪「好きだよ」
即答。
潔「…………」
凪「潔?」
潔「……いや」
潔は顔を逸らした。
胸が妙にざわつく。
でも――
潔「……仲間だもんな」
凪「…………」
凪の表情が一瞬止まる。
「……そうだね」
凪は笑った。
けれど。
その笑顔は――
少しだけ寂しそうだった。
その日の夜。
潔はベッドの上で天井を見つめていた。
「…………」
今日の凪の言葉。
玲王の態度。
凛の視線。
蜂楽の距離。
カイザーの独占欲。
全部が頭の中をぐるぐる回る。
潔「……いや」
首を振る。
「考えすぎだ」
みんな仲間。
だから優しい。
だから近い。
だから自分を気にかけてくれる。
――そう思いたい。
けれど。
最後に一つだけ。
どうしても説明できないことがあった。
『なんで、みんな俺が誰と話してるか気にするんだ?』
潔「…………」
初めて。
潔の中に、
小さな疑念が生まれた。
そして翌日――
その疑念を、
決定的にしてしまう事件が起こる。