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僕は高一、佐井 環(さい たまき)。男。
なんか二重人格になった。
その人は男の人、歳は僕より年上、
優しく面白い兄さんみたいな雰囲気で、
とにかく毎日が楽しかった。
でもその人はある日急にこう、
僕に言ってきた。
「そういえば、僕の名前言って
なかったね!僕の名前は…」
この言葉を聞いて僕は驚いた。
殺人、窃盗、放火など
やったことは数知れない。
どういう意図かも解らず、
一年前に自殺した極悪犯罪者。
環「は…なんで僕の中に犯罪者が?!」
凉「あはっ!落ち着いて聞いて?」
彼の声のトーンが聞いたことのない、
恐怖感があるトーンに変わり、
逆らったら死ぬと本能が言う。
彼の話をまとめると、
・愉しくてやった
・最初から自殺して終わろうと思ってた
・今後は犯罪は犯さない
凉「…だから、犯罪を犯す時は気軽に
言ってね!手助けするよ!」
ニコニコした顔で物騒なことを言う彼は
慣れてるなとすぐに分かった。
環「やらないよ…てゆうか、なんで
今まで 捕まんなかったの?」
凉「う~ん…なんでだろ?でもこれでも
まともなんだよ?恋愛経験ありだし!」
環「そのアドバイスは欲しい…って
普通に犯罪者と話してる僕バカ!
警察に言わないと…」
凉「多分言っても信じてくれないと
思うよ~?見た目も違うし!変な人
って思われるよ?」
そう言って優しく声をかける。
やっぱまともなのか…?優しいし…
凉「でもやんの意外と愉しいよ?
人形でやってみよ~!」
…前言撤回。普通にやばいやつだった。
環「ちょ!勝手に権利奪わないで!」
…今までなんで言わなかった?
なんでこのタイミング?
色々な疑問が浮かぶ中、
僕は彼に従うしかなかった。