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三月だよぉぉぉ
最近VΔLZとVOLTACTIONの二次創作にハマりすぎてえぐいことなってるよ。
あ、あとろふまおも。
VΔLZとVOLTACTIONはまず二次創作見ずとも好き。
私、妖怪・妖系の話がそもそも好き過ぎて。
妖怪、妖、怪異、魔。好き。
VOLTACTIONは、気づいたらハマってた。
救いようがない。本当に。
て訳ででここではろふまおで行こうかな(?)
・にじさんじの二次創作です(腐向け)
・ご本人様方には何の関係もございません
・ろふまおです(というかhrfwです)
(恋愛要素めっちゃ後)
・流血表現があります。(1話には無いです)
余談長すぎ、ごめんなさい
「いやー、今日も疲れましたねー」
と、甲斐田が大きく伸びをする。
ろふまお塾の収録を終え、加賀美、不破、甲斐田の3人は、揃って駅へと向かっていた。
(剣持はと言うと、終わった途端そそくさと帰った)
「なんやかんやいつも通りでしょう、あれくらいが」
もうすっかり慣れちゃってますよ、と、加賀美が甲斐田の呟きを拾う。
「まぁ、明日は収録ないですし、俺は完全オフなんで、のんびりしますかー」
不破が自慢げに言う。
それを聞いた甲斐田は頬を膨らませ、
「アニキいいなぁ、完全オフで。はぁ…」
と不満げに言った。
「甲斐田さん、明日何かあるのですか? 仕事ですか?」
「仕事ですよ、てか、仕事あるのは社長も同じでしょう…本業の方です。本業の」
「あぁ、成程」
ライバーは皆、配信を主としているが、大半が本業を優先としているため、完全オフになることが非常に少ない。
「本業っつー事は、甲斐田1回戻るん?」
「そうですね、現世にある家に帰って、そこから向こうの家に転移して、早く準備して寝ないと…」
「いつも思いますが、大変そうですね、頑張ってください」
「ありがとうございます」
と、他愛ない話をしながら歩いていると、ふと甲斐田が足を止めた。
加賀美と不破は、不思議に思って顔を見合わせ、声を掛けようと、不破が口を開こうとした。
その時。
空気がぐにゃりと曲がる感覚が、3人を襲った。
加賀美と不破は、驚き目を閉じるが、甲斐田はそのまま立ち尽くしていた。
10秒くらいたち、目を閉じていた2人が、恐る恐る目を開くと、先程歩いていた道…とは違う道に立っていた。
「…ぇ、何っですかココ!!」
「すっげー酔いそうな感じしたわぁ〜…甲斐田? どうした? さっきからなんかおかしいぞお前」
「…お2人とも」
「はい?」
「ん?」
「僕の傍から、離れないで下さい、絶対」
「え?」
「何や急に……ッ」
「!?」
2人は甲斐田の顔を見ると驚いた。
(甲斐田さん、顔怖…どうしてあんな)
不思議に思い、加賀美が声を掛けようとした。すると、 2人は背筋に冷たさを感じた。
酷い寒気と、恐怖。気を緩めたら、気絶しそうなほどの空気。
2人は、甲斐田の言っていることの意味がようやく分かり、言われた通りに、無闇に動くのをやめた。
(甲斐田がこんな真剣ってことは、これ、魔ってやつの仕業なんか?)
(2人とも緊張している。そりゃそうか、現世で魔に遭遇するのは、僕も久しぶりだ)
(晴…)
真剣な顔を心配そうに見る不破は思った。
(…かっこええな)
「…ん?」