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次の日shkは学校に来た。顔色は良くないけど、来てくれて良かったと俺はホッと息を吐く。
kn「おはよ。」
sh「あ…えと、おはよう。」
kn「あー…あのさ…えと…shkって好きな食べ物何?」
sh「…へ?」
何か話さないとなとか考えてたら、こんな事しか浮かばない…穴があったら入りたい…。
shkは困ったような顔してるし…何してんだ、俺…。
sh「えと…は、ハンバーグとか?」
kn「ははっ!なんで疑問系なんだよ!」
疑問系で返すshkの答えに思わず笑ってしまう。ハッと気付いてshkを見ると俯いていて表情が見えない…
kn「あ…ごめん!その変な返答するからつい。」
sh「からかってんなら喋りかけんな。」
kn「違うって!shkと喋りたいから話しかけたんだってば。」
本当か?と疑うような目つきでshkがこちらを見てくる…目の下のくまや目つきの悪さも相まってちょっと怖い…。
kn「あのさ、今日一緒に昼飯食べない?」
sh「…嫌だ。」
kn「じゃぁ、俺が学食奢るから!どう?」
sh「借りは作りたくないから、嫌だ。」
kn「お願い!!」
俺の声が少し大きかったせいか、教室の皆んなが俺達を見ている。その状況に耐えれなくなったのか、shkが慌てて言葉を発する。
sh「ばか!声でかいって!…わかったよ、今日だけだからな。」
kn「マジで!有難う!」
shkの手を握りぶんぶん上下に振ると、すごい勢いで手を離される。目立つのが嫌なのか席に戻れと手であしらわれた。
素直に席に戻ると友達がこちらに寄ってくる。
男子A「え、お前あいつと仲良かったの?」
kn「いや。これから仲良くなるの。」
友達「なんだよそれ!」
友達と談笑しながらshkを横目で見ると俺の方を見ないようにしているのか、窓の方を見つめていた。