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中也side




チッ、、太宰のやつ、、っ!!



芥川「中也さんお顔が怖いです、、」


中也「っあぁすまねぇ」


太宰があんなこと言うからッ、、!



_______________________________________________________________



一昨日




俺ぁ太宰の奴でとある神社に来ていた。



太宰「遅い」

中也「その口引きちぎんぞ」



太宰「まぁ、今日は君に”忠告”しにきたんだよ」


中也「忠告って何だよ」



太宰「明後日、この○○神社で私と敦君が行方不明になる」


中也「は?」


太宰「もぉーうっ! 聞こえなかったの? あ、やっぱゴリラに日本語は難しい?w」

中也「てっめぇっ!!」




太宰「最近、不可解な行方不明者が出ているだろう?」

中也「あ? それが何だよ」



太宰「その原因が分かったのだよ」

中也「!?」



太宰「こないだ、安吾が調べた結果、」



太宰「『都市伝説』であることが分かった」



中也「都市伝説ゥ?」



太宰「中高生がウワサしてる、一つの都市伝説だよ」




太宰「○○神社で、1人の少女が現れる」



太宰「その少女は遊び相手を探しているらしい」



太宰「それも、骨のある輩をね」


中也「何で強ぇ奴らを選ぶんだよ」


太宰「その少女の遊びは”ただの遊びじゃ無い”からだよ」



太宰「下手をすれば、私達も命を落とす程ね」


中也「はぁ?」


太宰「遊びの場は、少女の異空間だ」



異空間?



太宰「○○神社をそっくりそのまま創り出した、異空間さ」


太宰「その異空間から、出ることは、遊びに勝たない限り出来ないらしい」


中也「俺らでも死ぬかも知れねぇのに、出れる奴が居るのかよ?」


太宰「居るさ、きっとね」



と言い、目を細めた太宰。


その仕草にしばしイラッとする。



まるで、自分は出られる様な仕草だった。



太宰「話を戻すけど、明後日、私たちは行方不明になる」


太宰「君も、芥川君もね」


芥川もか?


太宰「明後日、○○神社に来て、芥川君とね」


太宰「チビでよわよわ中也には、芥川くんがひ・つ・よ・う・でしょ〜?ww」

中也「殺すッッ!!!」



太宰「…..君がここに来なくても、君たちも行方知れずになるさ」




__________________________________________________________________________




と言うことだ。



どうせ、俺らのことをハメようとしているだけだ、忘れよ。




芥川「中也さん、今日、一緒にお仕事をする筈では、?」


中也「やべ忘れてたっ!!」



_______________________________________________________________



仕事終わり



中也「悪りぃな芥川、すっかり忘れてたわ」


芥川「いえ、大丈夫で____________」









???「お兄ちゃん」








中也&芥川「?!」




真っ黒の髪、真っ黒の着物。


痩せた細い体。




???「ねぇ、遊ぼうよ、」



???「包帯のお兄ちゃんと、虎のお兄ちゃん達が待ってるんだよ?」



包帯って、、、!





中也「太宰っ、、」






あの話は本当だったのか、、?!





???「帽子のお兄ちゃんは、包帯のお兄ちゃんが言っていたのに、なんで神社に来なかったの?」




???「私、待ってたんだよ?」






???「まぁそんなことはいいや」









???「ねぇ、遊ぼ?」








そこで、俺の視界は真っ黒に包まれた。

ヨコハマの都市伝説

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どわわわわわわわわわぁ

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