中也side
チッ、、太宰のやつ、、っ!!
芥川「中也さんお顔が怖いです、、」
中也「っあぁすまねぇ」
太宰があんなこと言うからッ、、!
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一昨日
俺ぁ太宰の奴でとある神社に来ていた。
太宰「遅い」
中也「その口引きちぎんぞ」
太宰「まぁ、今日は君に”忠告”しにきたんだよ」
中也「忠告って何だよ」
太宰「明後日、この○○神社で私と敦君が行方不明になる」
中也「は?」
太宰「もぉーうっ! 聞こえなかったの? あ、やっぱゴリラに日本語は難しい?w」
中也「てっめぇっ!!」
太宰「最近、不可解な行方不明者が出ているだろう?」
中也「あ? それが何だよ」
太宰「その原因が分かったのだよ」
中也「!?」
太宰「こないだ、安吾が調べた結果、」
太宰「『都市伝説』であることが分かった」
中也「都市伝説ゥ?」
太宰「中高生がウワサしてる、一つの都市伝説だよ」
太宰「○○神社で、1人の少女が現れる」
太宰「その少女は遊び相手を探しているらしい」
太宰「それも、骨のある輩をね」
中也「何で強ぇ奴らを選ぶんだよ」
太宰「その少女の遊びは”ただの遊びじゃ無い”からだよ」
太宰「下手をすれば、私達も命を落とす程ね」
中也「はぁ?」
太宰「遊びの場は、少女の異空間だ」
異空間?
太宰「○○神社をそっくりそのまま創り出した、異空間さ」
太宰「その異空間から、出ることは、遊びに勝たない限り出来ないらしい」
中也「俺らでも死ぬかも知れねぇのに、出れる奴が居るのかよ?」
太宰「居るさ、きっとね」
と言い、目を細めた太宰。
その仕草にしばしイラッとする。
まるで、自分は出られる様な仕草だった。
太宰「話を戻すけど、明後日、私たちは行方不明になる」
太宰「君も、芥川君もね」
芥川もか?
太宰「明後日、○○神社に来て、芥川君とね」
太宰「チビでよわよわ中也には、芥川くんがひ・つ・よ・う・でしょ〜?ww」
中也「殺すッッ!!!」
太宰「…..君がここに来なくても、君たちも行方知れずになるさ」
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と言うことだ。
どうせ、俺らのことをハメようとしているだけだ、忘れよ。
芥川「中也さん、今日、一緒にお仕事をする筈では、?」
中也「やべ忘れてたっ!!」
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仕事終わり
中也「悪りぃな芥川、すっかり忘れてたわ」
芥川「いえ、大丈夫で____________」
???「お兄ちゃん」
中也&芥川「?!」
真っ黒の髪、真っ黒の着物。
痩せた細い体。
???「ねぇ、遊ぼうよ、」
???「包帯のお兄ちゃんと、虎のお兄ちゃん達が待ってるんだよ?」
包帯って、、、!
中也「太宰っ、、」
あの話は本当だったのか、、?!
???「帽子のお兄ちゃんは、包帯のお兄ちゃんが言っていたのに、なんで神社に来なかったの?」
???「私、待ってたんだよ?」
???「まぁそんなことはいいや」
???「ねぇ、遊ぼ?」
そこで、俺の視界は真っ黒に包まれた。