[哀しみは平和の元]
【リーフ】「…。」
俺は未だにたまに考えることがある。
誰も悲しませないために、英雄になったはずなのに、未だに悲しむ人はいる。悲しませてしまうことがある。
悔しい…ただその言葉だけが、僕の心の中にズッシリと重くのしかかっていた。
【瑠璃音】「どしたの?なんかあったん?」
【リーフ】「主…。俺…英雄になって…たくさんの人を助けてるはずなのに…未だに悲しみは消えない。どうしたら…いいのかな…。」
【瑠璃音】「なんだそんなことか…。」
「あのね…リーフ…人間はみんな平和だって言うけど…平和を求めるほど哀しみってモンは永遠に消えないんだよ。 哀しみがない世界が平和ってわけじゃなくて…哀しみがある世界だからこそ平和ってモノは存在するの。これは…世界で一番の矛盾であり…皮肉なんだよ。リーフ。」
【リーフ】「分かってるよ…そんなこと…。でも信じたくないよ…。知りたくなかったよ…。こんな大人になりたくない…。」
【瑠璃音】「…。」
「ごめんね…リーフ。何もしてやれなくて本当にごめん。こんな世界に生み出してしまって本当ににごめん。」
人は動物の中で唯一…同じ石につまずく動物だそうだ。 まぁ…それは本当なのかもしれない。
戦争やインターネットでお互いのことをバカみたいに傷つけ合い、永遠に苦しむという無限ループを引き起こしている。
歴史を見ていけば、すぐに分かる。人間は歴史から何も学ばない本当にバカな生物なのだと…。
だからこそ…これからの時代は自分たちが責任を持たなくちゃいけない。
それなのに、責任逃れをして、他人ばかりを傷付けて、優越感に浸り、不幸と言う毒を撒き散らす愚か者が居る。自分は悪いんだと自覚を持たず、何の努力もしない愚か者が居る。
なぁ…誰だと思う?そこのオマエだよ。 画面の前に居るオマエも悪いんだよ。
ネットで悪ノリをかましたり、自分の考えを否定してきた相手に対して、煽り構文を打って、強い言葉を使いまくって、常識人気取りか?
相手のことを「イタい」だとか「気色悪い」だとか一方的な偏見を言ったり、相手は実力がちゃんとあるのに何も褒めずにただ「下手だ」とか調子こいたこと言いやがって、どこが常識人だ?それこそ偽善だ。
いいか?自分たちは怒ってんだよ。自分たち人間は本当はこんな生き物じゃないだろ。いい加減に目を覚ませよ。
これから絶対に、無理やりにでもオマエらの目を覚まさせてやるからな?絶対に現実っていうものを見させてやるからな?
この投稿見て「イタいw」とか言って笑ってる場合じゃないからな?
許さない。いつか絶対…全人類に対して復讐してやる。
【瑠璃音】「リーフ…いや…みんな…言いたいことはまだ山ほどあるけど…これだけは言っとくわ。」
【瑠璃音】「絶対に復讐してやる。誰よりも絶対に笑えるようになってやる。だから協力して?これは平和のためだから。」
【オルカ】「それ面白そ〜w!誰よりも幸せになって…みんなのことを嘲笑うってことでしょw?オモロw」
【サンダー】「でもいいのか…?本当はヒーローになりたかったんだろ?英雄に憧れてたんだろ…?そんなの…英雄なのか…?」
【瑠璃音】「何かを成し遂げるからこそ…英雄だとか天才って呼ばれるんでしょ?サンダー…もっと強くなろう。」
安全で完璧な復讐の方法…。時間はかかるけど、まぁいいや。
【瑠璃音】「馬鹿にしてる奴らよりも幸せになろう。そして笑ってやろう。たとえ…悪だと誤解されたとしてもね。」
【サンダー】「………。了解…主…。」
コメント
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じゃあ、正しい人間ってなんだろうね?