『人気のあの子へ』
バレンタイン
⚠青黄 短編 ?
地雷さんお戻りください
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黄side
今日は2月14日 色々な人達が貰うのをワクワクしてたり好きな人とかに渡せるかなってドキドキしたりする1年に1度のバレンタインデー。
僕は自分で言っちゃえば結構顔つきも良くて毎年10何個かくらいなら貰える
でも僕は今年貰うだけじゃなくて作って渡したいと思える人がいた
去年の高校の入学式迷ってる僕のことを気にかけてくれてその後もお弁当を一緒に食べたり放課後喫茶店に行ったりと色々な所へ連れて行ったりしてくれた優しい先輩がいつの間にか好きになってしまっていたみたいだ。
でも 僕は男。さっき言った先輩も男だ
目は大きくて人形みたいに髪もサラサラでうっすら焼けた白い肌。
容姿も中身も良くて当たり前だけど女子にモテモテだ
バレンタインだって今までで1番多かった時は30個以上貰ったらしい
やっぱり女の子も周りに沢山いて関わったりもしてる訳だし好きな子くらいいてもおかしくない。
僕なんかがチョコなんて渡したって気持ち悪いと思われたりなんなら渡されてたっけ、って感じになると思う
だから作らない方がいいのかなって思ってたけど親友に相談したら「やらないよりやったほうがチャンスはあるよ!それに気持ち悪いとか渡されてたっけなんていう奴だったら中身いい人じゃないし!笑」と言ってくれた。
確かに試さないと本当にのところどうだとか分からないしやったほうがいいと思って昨晩レシピ本を一生懸命読みながら気持ちを込めて先輩へ送るお菓子をつくった
渡す時間が迫ってくる度段々鼓動も早くなってきて今にも倒れそうだ
作ってる時は大丈夫と思っていたけど先輩との待ち合わせの時間まで待っていると不安が芽生えてきてやっぱり渡したくないと思ってしまう
先輩の朝イチで貰うチョコが男の後輩からなんて嫌なんじゃないかとかマイナスのことばかり考えていた
ずっとそんなことを考えているとあっという間に待ち合わせの時間
神様に嫌われませんように、もう関わらないでとか言われないようにと祈りながらいつもの待ち合わせ場所に向かう
2分くらい待ってたら遠くの方から「黄く~んごめん!待たせたぁ?」と僕の大好きな人の声が聞こえた
「いえ、僕も数分前に来たところです」
と返した
ああ どうしようもうこのまま渡さないで帰って自分で食べようか…なんて考えたがやっぱり先輩のために作ったし渡そうと決意し深呼吸しながら鞄の中に入った薄い水色の箱を丁寧に取り出した。
「青先輩…//」
「ん、どしたの」
「ぁ、のこれ…っ/// ぇっと…要らなかったら捨ててもらって…大丈夫…ッですので」
「…これ、黄くんの手作り?」
「へ、はぃ…手作り苦手でした…?」
「まじ?僕だけに作ってくれての?」
「っ…///そうです…/」
「…黄くんは僕が好きってことでいい?笑」
「ぇ、//あ そ、そんな事ッ/// な、なんでそうなるんですかッッ//青先輩も僕も男だしッッ///」
「ふはッw同様隠しきれてないよ笑 ありがとめっちゃ嬉しい…/」
「っ…//」
「1番最初に食べる」
「へ、//」
「んふ、w早く行こっ、」
「ちょ、待ってくださいッ!!//」
ー廊下ー
「青く~ん♡♡ハッピーバレンタイン!//」
「青さん!//手作りチョコっ!1番最初に食べて♡♡」
「青先輩~!///ハッピーバレンタインですっ!良ければっ//」
やっぱり人気だな…
「ぁの…ッ/」
「ん~?」
「絶対…1番最初ですからね…?//」
「…っ笑当たり前じゃん 好きな奴からの1番最初に食べないでどうする」
「…えッ…////?」
はぁい終わり(
眠い おやすみハッピーバレンタイン(夜に書いた 寝落ちました()
コメント
2件
モテモテ青くんカッコよすぎました🫠︎💕︎ すごいあわあわしててモテるのに恋愛初心者って感じの黄くんも可愛すぎて終始胸がとゅくんしてました🤦🏻♀️💞