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にじさんじ短編集

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にじさんじ短編集

3 - 記憶とお帰りとただいまと

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2024年04月06日

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中学でバレーやろうと思ってたんですけど、なんかバレー部が良くないみたいな噂聞いて悩んでるんです。月曜日に小学校の時の復習テストやるって言われて勉強もしなきゃなのに…大変ですね、中学生って…

そんなことはさておき、今回はまたまたkgfwです!地雷さんは回れー右!それではどうぞ!

________

fw「ッ…ケホッ…」

今日も声が出ないまで実験台される。

悪徳業者たちの間で「生きた宝石」と呼ばれるのが俺。

ダイヤモンドのような髪に、アメジストのような瞳。

これほどまでに美しいものはないと悪徳業者たちの間では、誰が買うかで喧嘩になり、買い手がつくことはない。

mb「あ、電話きちゃった…今日は終わりにしよっか。水飲んで寝てていいよ」

研究者が出ていくのを合図に窓を開け、コップに入っている水を全て捨てる。あの研究者のことだから水に薬でも何でも入れているだろう。

??「冷たっ⁉︎」

窓の外から大きな声が聞こえる。やってしまった。研究者に水がかかってしまったかと思い慌てて窓から顔を出す。

fw「あっ、すいません!水を飲みながら景色を眺めようと窓を開けたら手が滑っちゃって…」

??「大丈夫ですよ、少しかかった程度なので」

聞き慣れない声に違和感を感じて窓から身を乗り出そうとすると、転びそうになってしまい窓から落ちてしまった。

あまりの怖さに目をつぶっていると落ちたはずなのに痛くなかった。

??「っと…大丈夫ですか?」

目を開けると先程水をかけてしまったであろう人がいた。助けてくれた、落ちてしまった自分を。

fw「あ、えっと…ありがとうございます…」

??「良かった…まだ生きてて…」

fw「えっ?」

突然の「生きてて良かった」という言葉に心が動揺する。どこかで会ったことがあるのだろうか。だとしたら申し訳ない。俺は一部の記憶を消されてしまっているから。

??「やっぱり覚えていませんよね…」

そう言って少し悲しそうな顔で笑うと目の前の男性が話し始める。

??「私は加賀美ハヤト、貴方にとっては“初めまして”ですかね…」

謝ろうとしても「大丈夫です」と言うように優しく微笑んでくる。

fw「俺は不破湊って言います…どこかで会ってるかもしれないですけど…ごめんなさい…」

kg「大丈夫ですよ、それも踏まえて助けに来たので」

助けに来た…その言葉は嘘じゃないのかと聞こうとしたが、目を見ればわかった。この人の目は誰かを騙そうとしている目じゃないと。

fw「でも…助けるなんて無茶ですよ…」

kg「不破さんならそう言いますよね…でも、貴方がいない人生はたった1分が長く感じる程退屈だった。後悔も不安も山ほどありましたけど、貴方がまた隣で笑っていて欲しいから、貴方の隣にいたいから。我儘かもしれませんが、貴方にはまだいなくなって欲しくない。」

震える声で話し続ける加賀美さんに急に抱きしめられても嫌じゃなかった。なぜか温かくて、どこか懐かしかった。

fw「…じゃあ、助けてください。俺に広い世界を見せてください」

kg「わかりました、世界の広さと狭さを見せてあげますよ」

加賀美さんがニコリと微笑む。加賀美さんのその笑顔がすごく懐かしくて愛おしかった。

こんなにも懐かしいのに思い出せない。

俺は一言だけそっと溢した。

「ごめんなさい」と。

________

それから1週間、加賀美さんが夜に会いに来てくれた。闇オークションが開かれるまでは夜に会いに来てくれると言う約束をちゃんと守ってくれた。

fw「…明日のオークションにホントに参加するんすか?」

kg「正確に言うとオークションには参加しませんね」

fw「じゃあどうやって…」

kg「不破さんがステージに出た時に助けに行きます。不破さんに値がつく前に」

そう言ってそっと頭を撫でてくれる。いつもならこれがお別れの合図。だけど今日は違った。

加賀美さんが顔を近づけてくる。その瞬間に恥ずかしくて目を閉じてしまう。

fw「んっ⁉︎」

すると唇に違和感を感じて目を開くと加賀美さんの顔が目の前にあった。

「離れて」と言おうとしても口が塞がれているため言えなかった。

kg「チュッ…チュル♡」

fw「んっ♡ふぁっ⁉︎♡///」

急に口の中に加賀美さんの舌が入ってきて舌を絡められる。

kg「チュルッ…クチュレロッ♡」

fw「んぁッ♡ぁうッ♡ふぁッ♡」

ようやく口が離れるとツゥッと銀色の糸が張っていて、プツリと切れた。

kg「明日もやりますから、覚悟しておいてくださいね♪?」

そう言って加賀美さんが帰っていく。

fw「明日もやる…///」

恥ずかしくなって枕に顔を埋める。今日は寝れそうにない…

________

闇オークション当日。

今日は何だか怖くない。ここに来るといつも実験でつけられた傷が痛んでいたのに今日は全く痛くない。

fw「ふふっ…会えてよかったなぁ…」

ステージに出るまで残り2分。

大丈夫と自分に言い聞かせて立ち上がる。もう怖くない。俺はもう1人じゃない。

mb「次はNo.17!生きた宝石こと、不破湊!」

大きな拍手と共にステージに上がる。

mb「さぁ!お値d…」

司会が言い終わるより前に俺の体がふわっと浮いた。

kg「お待たせしました」

加賀美さんがニコリと微笑む。

mb「誰だ!その者を返せ!私が全力で育てたのにッ!」

kg「私は加賀美ハヤト、不破さんの恋人です」

“恋人”と言われた瞬間に全てを思い出した。

強くて優しかった。大人なのに少年になったりと隣にいてずっと笑顔になれる人だった。なぜ忘れていたのだろう。何で思い出せなかったのだろう。こんなにも俺のことを大切に想ってくれたのに。

fw「社長…?」

kg「ッ!後で聞きますね。とにかく今は不破さんは私のものだと証明しなきゃいけませんからね♪」

そっと唇が触れ合うと口の中に舌が入ってくる。

kg「チュルックチュ♡クチュッチュルレロッ♡」

fw「あッ♡んぁッ♡んんッ♡ぅあッ♡んふッ♡んぁっ⁉︎♡///(ビクビクッ」

急に服の中に手が入ってきたかと思えば背筋をそっと撫でられて背中がのけ反ってしまう。

会場がざわつき始めたのを合図にそっと唇が離れる。

kg「帰りましょう、不破さん」

fw「うん…そっすね…///」

kg「ふふっ、続きはまた後で♪」

fw「はッッ?///」

顔の熱が冷めないままオークション会場をあとにする。

fw「…あの、社長…」

kg「先に言わせてください」

俺が言い終わる前に笑顔で遮られる。すると優しく抱きしめられた。

kg「お帰りなさい」

fw「ッ!ただいま!」

          end

 

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