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にじさんじ短編集

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にじさんじ短編集

4 - mcfw 僕のものになってほしくて

♥

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2024年05月03日

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思いつかないなぁと思い、書いてなかったんですけど…最近mcfwにハマってしまったのでmcfwです(苦手な方はここで回れ右してくださいね)。それではどうぞ!


暗く前見えないような路地裏で、ただただ足を運んで行く。そしてとある人の前で足を止めた。

mc「…お久しぶりですね、不破くん」

fw「…またアンタか…何しに来たんや?」

mc「何って…貴方に会いに来る以外の用事はありませんよ」

fw「…ホントに学生やったんか…」

mc「信じてなかったんですか?」

fw「信じるも何も…アンタみたいな胡散臭い人の事を誰が信じると思う…?」

彼の話の途中、遠くから3つぐらいの足音が聞こえる。多分他の教祖達だろう。

mc「…思ったよりも早かったな…」

fw「…?早いって何が…」

軽く首を傾げる彼の手にそっと唇を落とす。

fw「はッ?///」

mc「…よし。ちゃんと付いてる」

手の甲に付いたマークをそっとなぞると、急に何かに襲われたかのように目の前の彼は眠りについた。


fw「ん…ここは…?」

mc「目が覚めましたか。ここは僕の家ですよ」

2日ほど眠っていた彼は昨日や一昨日よりも顔色が良く、肌艶も良くなっていた。

mc「お風呂の準備は出来てるので入ってきていいですよ」

彼は反論せず、ただただ首を縦に振った。

良かった、“薬”がよく効いたみたいだ。後で感謝しに行かなければ。


ym「あーあ…ふわっちがもちさんに取られちゃうなんて…」

何もない天井を見上げてポツリと呟く。

ym「まあ…これでももちさんの従兄弟だから、会おうと思えばいつでも会えるしね」

すると、近くの本棚から一冊の本が落ちてきた。

ym「痛ッ…⁉︎何ッ⁉︎」

あまりの痛みに体を起こして落ちてきた本を取る。するとその本はとても見覚えがある本だった。

ym「これ…ふわっちのだ…」

この本は彼が占い師である頃大切にしてたもの。占い師を辞める際に「持ってても意味ないから、俺がここに戻ってくるまで持っててください」と渡されたものだ。

ym「ふふっ…もちさんには内緒にしとこ♪」

たとえあの二人が結婚したとして、当時占い師だった彼の相棒は魔法使いであった自分だ。相棒から預かったものをそう易々と渡すような人間じゃない。

彼が戻ってくるその日まで誰にも言わず、一人で大切にとっておこう。

ym「さて…今日も楽しいお仕事に行きますかね」

少し錆びていて固いドアノブを回す。

今日の空はいつもよりも明るく見えた。



fw「…えっ?これ…」

お風呂からあがった彼は手の甲にあるマークに戸惑いながら何かを思い出したかのように呟いた。

fw「これ…ゆめおさんの…」

mc「そうですよ、貴方の相棒だった夢追翔の魔法です」

fw「…何でアンタがゆめおさんのこと知っとるんや?」

mc「従兄弟ですからね、よく知ってますよ」

fw「従兄弟…」

mc「少しだけ力を借りたんですよ。貴方が手強かったので」

軽く睨みつけてくる顔さえも愛しいと感じてしまう。

そっと肌に触れて、少し強引に唇を重ねる。そのまま舌を入れると思いっきり突き飛ばされた。

fw「何すんねんッッ⁉︎///昨日も今日も変なことしてくんなやッッ!///」

mc「ははっ、可愛い♪」

fw「〜〜ッ…///」

薬の効果はかなり短かった。きっと元相棒の優しさだろう。でも残念ながら、もう渡す気はない。

輝く銀髪に軽く触れてから耳元に近づく。そのまま息を吹きかけるように話すと、美しい銀髪の彼は小さく吐息を鳴かせた。

mc「耳弱いんですね♪可愛い♪」

fw「まっ…やめっ♡///可愛くなぃッ、からぁッ♡///」

少し涙目で訴えられるともっと虐めたくなる。周りの友達が「好きな子の事は虐めたくなる」って言葉の意味が分かった気がする。

耳を甘噛みすると、さっきより大きい声が出そうになったのか、震えた手で口元を覆った。

もうちょっと虐めてみよ♪

mc「パクッ…チュルッ♡レロッ♡♡」

fw「ふぁっ⁉︎♡///まっ…♡ぁふっ♡あぅッ♡」

そっと口を離すと顔を真っ赤にして、涙目でこちらを見上げる彼の姿があった。

fw「はぁっ、はぁっ…///」

mc「ふふっ、可愛かったですよ?♪」

fw「〜〜ッ…///ホンマにやめてッ…///」

mc「それじゃあ、僕のものになってくれますか?」

fw「…ええよ…//」

mc「ふふっ♪それじゃあ、これからよろしくお願いします♪」

__この後、さっきよりも酷く虐めたのはまた別のお話__。


終わり方が謎すぎるww

mcfwはいいぞ✨

皆さんも是非書いてくださいね!絶対読むので!

今回も読んで頂きありがとうございました!

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