〜前書き〜
こんにちは、雪夜です。今回は読み切り作品で、遅れましたが、ハロウィンをテーマに創作BLで書いていきます。えっち含みますので苦手な方はバックしてください。
それでは、本編どうぞ。
〜本編〜
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃイタズラしちゃ〜うぞ!」
「ちゃんと用意してますよ、、、っと、はいこれ、今日中に食べてね」
「おぉー!キタキタ!恋の手作り菓子!めっちゃ美味いんだよな〜!」
僕は優希恋(ゆうき れん)。どこにでもいる普通の大学生です。今日はハロウィン、僕の周りはお菓子目当てのクラスの人たちでいっぱいである。
「れ〜んくん!トリックオアトリート! 」
「遅い。売り切れちゃったよ?」
「うぇ〜!?相変わらず早いなぁ、、、」
「早めに来なかった千璃くんが悪い」
お菓子が売り切れと知ってあからさまに凹んでるのは隣のクラスの千輝千璃(ちぎら せんり)くん。
「むぅー、、、じゃあ仕方ないか、イタズラしーちゃお!えいやっ!」
「へっ!?あ、やめっ!あははははっ!!ひっ、くるしっ、あははっ!!!だめっ、そこっ、待っ、ひぁっ!///んっ///」
「あ、ごめん、、、」
わざとじゃないんだろうけど、こちょこちょしてる時に触られることなんてあるかな普通、、、!変な声が出ちゃってクラスの人たちが呆然とした顔でこっちを見てる。やめて見ないで、、、!
「、、、もぅ、バカっ!お菓子は帰ってからちゃんとあげるからもうやめて!」
「ごめんって、、、」
「恋と千璃って仲良いよな〜」
「噂によるとあの二人付き合ってるらしいぜ?」
「マジで!?うーわ、みんなの前で触るとかバカップルじゃん!」
「ばかっ!声がデカ、、、!」
「「なんか言ったかな〜?(圧)」」
「「スミマセンデシタ…」」
放課後、僕の家で改めてハロウィンパーティーをしようということになり、仮装衣装を買ってきたらしい。千璃くんのチョイスか、、、変なやつじゃなきゃいいけど、、、
「っし!じゃあ改めまして、ハッピーハロウィン!」
「ハッピーハロウィン!」
コツンと缶がぶつかる音が心地よく鳴る。机の上にはお酒と大量のお菓子が乗っている。ちなみに、僕はメイド、千璃くんは吸血鬼の仮装をしているけど、なんで僕がメイドなんだろう、、、!完全に千璃くんの趣味だ、、、
「、、、っぷはぁ!やっぱ酒うめ〜!」
「おっさんくさいなぁ、、、はいこれ、約束のお菓子」
「おぉぉぉー!待ってました!サンキューな!」
めちゃくちゃ笑顔じゃん、、、まぁそれほど嬉しいってことだよね、よかった。僕が作ったものを千璃くんが幸せそうに頬張るところを見るのが好きだし、千璃くんに限らず、みんなが好きだって言って食べてくれることが嬉しい。
「、、、あの、、、」
「ん〜?」
「なんでずっとこっち見てるの、、、?」
「ん〜、、、んっ」
「んむっ!?///」
突然キスされて脳が停止してしまった。よく見たら千璃くん酔ってる、、、!?
「んぅ///んっ、、、///っはぁ///うぅ、、、///」
「恋かぁわいぃ〜♡」
「はぁ、、、はぁ、、、///急に何すんのさ、///」
「甘いの食べたらぁ、恋も食べたいってぇ、なっちゃったのぉ♡」
「なんだよそれ!///てか、酔いすぎ!近い!///」
「血ぃ吸っちゃお〜♡」
「へぁ!?///ひっ、んっ///」
「、、、キスマついちゃったぁ♡」
「や、めて、、、///」
「こっちもチューするぅ♡」
「ぁっ!?///んぁっ///だめっ///」
「んふふぅ、ちぃさい飴ちゃん美味しぃ♡」
「そ、んなっ///あめじゃっ、ないっ///やっ、あっ///」
「あれぇ?こっちのお口寂しそぉだよ?♡」
「ひぁっ!///まっ、、、!///い”っ、あ”ぁっ///」
「んん〜?ちょっとキツイかもぉ?関係ないかぁ♡」
「あ”っ///らめぇっ///う”ごくなぁ”っ///そこや”っ///んん”っ///」
「あ〜気持ちぃ♡イきそぅ?イッていいよぉ?♡」
「あっあ”っ///いしょぉっ、よごれちゃっ///う”ぅっ///」
「汚していいよぉ?♡そのためにぃ、買ってきたんだからぁ♡」
「や”、め”っ///も”、むり”ぃ///お”ぁ”っ///イ”グっ///イッぢゃう”ぅ///」
「イケよ、ほらぁ♡」
「あ”っ///や”らっ///はげしぃ”っ///お”っ///あ”ぁ”っ///ん”っ///〜〜〜〜〜〜〜ッ”///_________♡」
「、、、今日はぁ、ありがとぉねぇ、楽しぃかったよぉ」
「、、、うん、僕も楽しかったよ。ありがとう、千璃くん」
「えへへぇ〜♡」
「一人で帰れる?今日は家に泊まってもいいのに、、、」
「へぇきへぇき!じゃぁ、また明日ぁ〜♡」
「うん、また明日!おやすみ」
「おやすみぃ♡」
事後なのにまだ酔いが覚めてないまま千璃くんは帰って行った。、、、あんなことする元気があるなら酔いが覚めたっておかしくないはずなんだけどね、、、
そう思いながらも、片付けを進めて終わった頃に時計の針は23時50分を指していた。
「やばっ、早く寝なきゃ、、、!」
布団に入って、今日のことを思い返す
「、、、なにがトリックオアトリートだよ、、、トリックアンドトリートだったなぁ、、、」
トリックオアトリートとは何だったのか、、、
人生の中のハロウィンで初めての出来事でこういうのもありなのかよって思った。イジワルされてからお菓子をあげるとか変な感じ。
「、、、でも、、、悪くない、、、かも、、、?/// 」
お菓子作りの時の甘い匂いがほわっと鼻腔をくすぐり、眠気を誘われ、僕は寝てしまった。
甘いお菓子と甘い夜で過ごしたハロウィンは、今までの中で一番幸せで、蕩けそうな一日だった
〜終わり〜
コメント
1件
オチが雑ですね...シーズン関係なく読んでいただけると嬉しいです