どうぞー
若井side
w「あの、なんでここに?、」
m「居たから」
居たから?そんな理由で来るもんか?
w「別に、友達じゃないですよね?、」
友達っていっても前たまたま会ったってだけで
赤の他人だ、
m「僕的には友達」
w「、そうですか」
勝手な言い草を受け止めてしまった。
w「自分修行中なんで、」
そう言い逃げようとすると
m「待って!!」
大きな声で呼ばれるもんだから思わず
攻撃してしまったが……
w「……っ、あれ、?」
全然力が出てるように見えなかった。
w「今、攻撃したはず、」
相手が攻撃を飛ばしたのか、それとも他なのか
w「可笑しい、」
もう1回やって確認してみたが…
ジャーンッ
音が鳴るだけで、何一つ青いオーラが見えなかった。
w「力が、出ない?、」
物理的な攻撃は出来るものの、
ほぼ音の力で戦って来た俺には大層難しい。
それに加え筋力も落ちている気がする
あの電流となにか関係が?、
w「鳴るだけじゃ、意味ねぇのに、」
音と魔力を合わせて培ってきた俺は為す術も無かった。
w「っ、どうすれば、」
すると
m「やっぱりなんかあったね。」
m「話して欲しいな。」
そう声をかけられた。
w「、なんでっ、」
m「君のことが忘れられないから。」
その一言で、俺の心が一瞬緩んだ。
w「っ、泣」
思わず涙が出てしまった
w「お前にっ、泣、何が分かんだよ、泣」
m「分からなくてもいい、ただ君を救いたいだけ」
俺の心を囲むような声、言葉、顔、その全てが
俺も忘れられなくなってしまった。
w「俺っ、泣、あの藤澤ってやつに泣、……
あったことを全て話した。
m「そうだったんだ。大変だったね。」
優しい声で囁く
w「グスッ、泣」
w「っ、うあ”あ”あ”あ”っ!!泣」
溜めていた涙、声が、一気に出た。
m「もう大丈夫だから。」
m「これからは僕がいるよ。」
m「ずっと、ずぅーっとね。?♥
その時俺は寝てしまった。
俺はかすかに大森の瞳が黒くハートになったのを見た気がした。
end
コメント
1件
黒いハート…最高だな(*`ω´)b