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Jutaro side
多分はやちゃんが言いたいのは、付き合ってるし、好かれてるとは思うけど、自分の思いとよっしーの思いが違うんじゃないかって不安だって事だと思うんだけど…
付き合ってるのに、別れる覚悟をしてるって…
…それじゃね?
よっしーなりの優しさなんだと思うけど…はやちゃんの気持ち考えたらだいぶん可哀想になる
「好き、なんだとは思うよ?」
一応慰める言葉を並べる
最近グダグダとよくしゃべる年長とサシ飲みが増えた
「だよな!?」
大きな声で賛同するはやちゃん
ねえ、耳が痛いよ、酔っぱらい
「でも、…自信がないのかな…?」
よっしーの言うあれは、多分だけど…
「何の!?何に!?何が!?」
……不憫だ
そんなに気になるならいっそ本人に聞いてよとも思うけど、聞いてショックを受けられてもこの状況に輪をかけるのは目に見えているので一旦黙っている事にする
「俺よっしーじゃないからわかんないって…」
「察しの柔太朗だろ!?」
誰だよ
絡み酒になってきたはやちゃん
俺、結構頑張った…よね?
…もう、どうなってもいいや…
スマホを取り出し上から何件目かに表示される名前に電話をかけた
「もしもしよっしー?」
「もしもし、何?」
寝てなかったな、よっしー
「はやちゃん酔ってめっちゃ絡んでくんのー、迎えにきてー俺もうムリー」
「は?」
「迎えに来なくても置いて帰るから」
「え、ちょっと…」
「じゃ、お願いねー」
返事を待たず電話を切った
予想通り10分もたたないうちによっしーは現れた
「はい、はやちゃん」
俺にもたれ掛かっていたはやちゃんをドサッとよっしーに預けた
「絡み酒ってたち悪いよね」
困惑するよっしーを更に追い込んでみる
「原因はよっしー」
「…俺…?」
「よっしー、恋愛ってさ、意外とシンプルに考えていいと思うんだ」
「あ?」
「だからそれ怖いって」
一応つっこみを入れつつ
「ま、一回ちゃんと話しなよ」
お願いだから解決して
「じゃっ!」とそそくさと店を出て、スマホを取り出す
『今から行くーマジ疲れたー』
自分の想い人にメッセージを送った
早く可愛い笑顔に癒されたかった
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