テラーノベル
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生徒の視線が突き刺さる
はぁ…
めんどくさ
僕の席は一番後ろの端っこ
その前が若井の席
「あっ!若井くんっ!」
そして教室に入った瞬間、若井は女の子に囲まれる
若井は女の子に笑顔で接して
僕は完全に今孤立している。
静かに自分の席に座り一限目の用意をしていると
「おい、大森」
はぁ、また来た
その声をかけてきた主の方へ顔を向ける
「今日も昼、屋上な」
こいつの名前は坂本来季
若井の次にクラスの中心的な存在だ
こいつが原因で僕はクラスの全員にいじめられるんだよね
後ろには3人の生徒が立っていた
皆んなこいつには逆らえないようで
手は動かしたまま簡単に返事をする
すると坂本来季は不機嫌そうに舌打ちをしたあと若井の元へ歩いて行った
んー、めんどくさ
つまんないなぁ
コメント
3件
大森さんっ… 今一気読みしてきました最高ですね 若井さんと大森さんの会話が尊すぎて死にそうです いじめっ子は私が粉にしてきます✨