樹side
今、北斗がギャン泣きです。
理由はドラマの撮影で2泊3日するため、俺達と離れるから。
仕事の用意をさせようとしたら泣き始めたんだよ。
北斗「うぁぁぁぁん」
優吾「北斗、お着替えするよ」
北斗「やぁ!」
慎太郎「抱っこする?」
北斗「んっ…うぁぁん」
慎太郎が声を掛けると、素直に手を伸ばして抱っこしてもらう北斗。
ジェシー「ほくちゃんお水飲も」
ジェシーが北斗の口元にストローを持って行くと素直に飲んだ。
ちょっと落ち着いて来たか?
優吾「北斗、お仕事お休みしていいの?」
北斗「らめぇ、グスッ」
優吾「なら、お着替えして行こ」
北斗「やぁっ」
優吾「なんで?」
北斗「みんな、ばいばい……うぁぁぁぁん」
少し落ち着いてたのにまた泣き始めた北斗。
行かなきゃ行けない事は北斗もちゃんと分かってる、それでも寂しさが勝ってる。
そら寂しいよな、俺だって寂しいもん。
大我「北斗、皆で何やりたい?」
樹「きょも何言ってんの?」
北斗「グスッ、あしょぶぅ」
泣きながら答える北斗。
大我「じゃあ皆で遊ぶためにお仕事頑張ろうね」
北斗「グスッ、ねんねは?」
大我「いいよ、皆で寝ようね。だからお仕事頑張ろ、出来る?」
北斗「うん、ほっくんできる」
北斗の出来るという言葉を聞いて、皆が北斗を褒めれば、
泣いていた顔が嬉しそうな顔に変わった。
北斗「ほっくんおきがえしゅる」
慎太郎「おっ偉い!」
そう言いながら慎太郎が北斗を降ろすと、北斗は着替えに行った。
樹「きょもすげぇな」
ジェシー「うん!」
慎太郎「よく思いついたね」
大我「同じ質問しても変わんないでしょ。それに目標あればやる気出るかと思って」
それから北斗はマネージャーが迎えに来るまで泣かなかった。
まぁ行く時はすげぇ寂しそうな顔してたけど。
ー続くー
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!