テラーノベル
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#グロテスク表現あり
初日のターヴァ
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次の日の深夜。あたしは葉子と一緒にまたあの部屋に来た。
「うんやっぱりどうなってんだよこの家の構造」
「いや本当にそれな。」
「そーいえば、今着てるこのメイド服もここで見つけたんだよね。なぜか血まみれの状態で鏡にくぎで打ち付けられててさ。さすがに⦅なにがあった?⦆って思った。」
葉子は釘が打ちつけられたような穴が合いている鏡を指さして言った。
ちなみに近場の床には血痕が広がっていた。
「殺人現場?」
「たぶん現場じゃなくてここで死体を管理してたんじゃないかな?。まあ、それでも意味不明だけどさ。」
うん、あたしは鏡にくぎで打ちつけられた血まみれのメイド服をみてそれだけのリアクションで済まして普通に着ている葉子のほうが意味不明だ。
少し前のあたしだったら少しびっくりしてる(震え声)。
・・・、いや、道端(?)に捨てられていた段ボールの中に入ってたメイド服着てるあたしも大概だったか。
「うんなんか地味に納得しちまったよ。」
「まあ、確かに私のお母さん吸血鬼だったからね。多分政府から死体貰ってここで食べてたのかな。お母さんたち生きてた頃人殺めなかったし。」
人殺めとは、なぜか警察がないこの街において、警察のような役割を持つ殺人組織で、犯罪者を殺すのが主な仕事だ。
あたしも人殺めに所属している。
ちなみによくあらわれる犯罪者は強盗、殺人、違法薬物所持が多い、
「・・・、もう戻る?」
「そうだな。時間も忘れてたし…。」
「確かに(笑)」
そう言って、あたしたちは戻った。
「・・・、なんか乱入したらお家デート中(?)の二人の邪魔しそうだからやめとこ。だけど、やっぱり今度は混ぜてほしいな」
終わり
コメント
1件
読了しました!「空白の六日目(終)」、ついに完結ですね。鏡に釘打ちされた血まみれメイド服を「普通に着てる」葉子さんのキャラに笑いました。春子さんの「そっちが意味不明」というツッコミ、めっちゃわかります(笑)。殺人現場の匂いがする場所で、だんだん怖がらなくなる感覚、ホラーと日常が混ざってて面白かったです。最後のクロエさんの「混ぜてほしいな」でほっこり。不思議な世界観、楽しく読ませていただきました!お疲れさまでした🌷