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・こちらは「因縁」のスピンオフ作品です。
・時間軸は25年前です。
↓本編です
ある日の昼下がり、黒いローブを着た男たちが、ある青年の元を訪ねていた。
男:初めまして、渡会さん。私たちは”祈幸者”、幸せを祈る者。
hb父:はじめまして…?
男:あなたは金目的の盗みはしない怪盗と聞きました。突然ですが、私たちに協力していただけませんか?
hb父:協力?
男:はい。私たちは”宝封じ”を行っています。主に、人に害をなす力を持った秘宝の封印を行っています。
hb父:はあ…
男:私たちは今、”持部家”というところにある”祝贄の指輪”を封印しようとしています。アレは危険すぎる。だから、所有者に話をしにいきましたが、聞き入れてもらえませんでした。実力行使をするしかありません。
hb父:それで、僕に盗み出して欲しいと…?
男:そうです。お礼はしますので、お願いします。あのままでは所有者が死んでしまいます。
hb父:んー、わかりました。いつ行けば?
男:いつでもいいです。ですが、行く時は連絡してください。秘宝の受け渡し場所を伝えます。
hb父:わかりました。
(決行の日)
hb父:綺麗な月…
満月が街を照らす夜、青年は一人、屋根の上で月を眺めていた。
ピコンッ
「受け渡し場所は、…でお願いします。」
hb父:きたか…、りょう、かい、ですっと…さーて、さっさといきますかぁ。
(ついた)
hb父:(何この鍵、チョロ。こんなん鍵に入らないよ )
hb父:えっと、こっちだっけ…
(探し中)
hb父:あった、これか…
そこには、月明かりに照らされて、美しく紫色に輝く指輪があった。
持部(弟):だれだ!…っ!それは!返せっ!
hb父:あっ、バレた。にーげよっ
持部(弟):探せ!まだ遠くへは行っていないはずだ!必ずヤツを捕まえて我が”持部家”の秘宝を取り戻すのだ!
警備隊:はっ!!
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hb父:ふーっ、巻いたかぁ、早く渡しちゃおー。
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男:渡会さん、ありがとうございます。こちらが報酬です。私たちはすぐにこれを封印します。また、機会があればお願いします。
hb父:はい。では、また。
hb父:(はー、ラーメン食いてー)
__この時のことが、未来で別の事件をおこすのは、また別のお話…
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はい、これで本当に「因縁」、終了となります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
「因縁」は、続編を出す予定なので、お楽しみに。
♡も、たくさんありがとうございました。
また、次回作でお会いしましょう。