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俺のモノになッテ♡♡
#御本人様とは一切関係ありません
せな⚡️
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#御本人様とは一切関係ありません
「」せりふ ()こころ
桃 side .
ドガン、と玄関のドアが完全に破られる、凄まじい破壊音が平屋の奥まで響き渡った。
ドタドタと重い足音が廊下に押し寄せ、大勢の大人たちの怒号が寝室のドアのすぐ向こう側まで迫ってくる。
「警察だ! なかの者は刃物を捨てて大人しく出てきなさい!」
外の世界のノイズが、俺たちの聖域のすぐ隣で騒ぎ立てている。けれど、もう遅いんだ。
「あ……、あはっ、すち……っ、あったかいね……」
ベッドの上、俺たちの真っ白なシャツは、お互いに突き立てた刃物から溢れ出た、鮮烈な赤色でドロドロに染まっていた。
俺の胸を貫くすちのナイフ。
すちの脇腹を抉る俺のナイフ。
お互いの手で命を奪い合ったというのに、俺の胸にあるのは、外の世界に絶対に引き裂かれなかったという、激しい『全能感』と『勝利の悦び』だけだった。
「らん、らん……。ごめんね、痛かったよね。……でも、これで、やっと……」
すちは口元から血をこぼしながら、愛おしげに俺の頬を撫でた。
その手のひらは、人を何人も消してきたあの恐ろしい怪物の手なのに、俺にとっては、世界でいちばん優しくて温かい恋人の手だった。
俺の笑顔ひとつに狂わされ、俺の言葉ひとつで一緒に地獄へ堕ちてくれた、俺だけの可愛い怪物。
俺は薄れゆく視界のなかで、すちに向かって、あの日すちの人生を狂わせた、それ以上に甘く狂った『最高の笑顔』を浮かべてみせた。
「痛くないよ……。すち、おれらの、勝ち、だね……っ」
「うん、俺たちの勝ちだ……。誰にも、お前を渡さない……」
ガチャン、と寝室のドアの鍵が外から強引に壊され、外の光が部屋の中に差し込んできた。
大人たちが悲鳴のような声を上げて俺たちのベッドへと駆け寄ってくる。
けれど、俺たちの意識は、もう彼らの手の届かない、ずっと、ずっと深い底へと沈み込んでいた。
お互いの血が混ざり合い、身体の境界線すら消えていく。
すちの胸に顔を埋めながら、俺は最後の力を振り絞って、恋人の首に強く、強く腕を回した。
外のセカイなんて、もう全部終わればいい。
俺たちを引き離せる人間なんて、この世界には最初から一人もいなかったんだ。
遠のいていく意識のなかで、二人はお互いの最後の温もりを抱きしめ合いながら、美しく壊れたセカイの終焉を、静かに、そして幸福そうに笑い合っていた。
【?】
episode 24. fin_
コメント
3件
🌾失っ ないたぁぁぁぁぁぁ もぉ神だよぉなんなんだよぉ(?) 好きだよぉぉぉ(泣 翠桃ぉぉぉぉ 自分たちでタヒににいくの、 好きぃぃぃ(泣 ありがとぉぉぉぉおお(泣 ふにゃぁぁぁ終わるぅぅぅぅぅ(泣 泣くぞぉぉぉぉ …あてぃしさっきから叫ぶか泣いてるかしかしてない気が あれっなんでだろっ あれっ
いや……これ、めっちゃ切なかったわ。互いに刃を向け合って、血を流しながら「勝ちだね」って笑い合うラスト、頭から離れない。外の世界に引き裂かれるくらいなら、自分の手でって覚悟がひしひし伝わってきて、怖いけど温かい、っていうか……。すちが「お前を渡さない」って言ったとこ、まじでグッときた。二人だけの終わり方、美しすぎて泣ける🔥