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恋愛だ

でも、本当に恋愛で悩んでいたとしたら可愛い

かも…


いやいや、今はそれどころじゃないから!!



使えない頭をどうにか働かせて凛が行きそうな

ところに過多っぱなしに行った。



1番最初に行ったのは保健室


凛が保険の先生と仲が良いのでよく行っている

からだ


次に裏庭


先客がいることも、誰かが来ることもなく静か

な場所なので2人で散歩がてら行くことがある


でも告白の穴場なのでそういうのに当たらない

限りだ


次に屋上


甘い先生に頼めばすぐに鍵をもらえちゃうので

たまに行く

でも他に通っている人も居るのであまりおすす

めできない



手当たり次第探したがどこにもいなかった



後は他に何かあったっけ…?



「あっ…」



4階の女子トイレ_!


私の学校は4階まである


でも4階まで手が行き届いていないのか、便

器は汚れていてトイレットペーパーもないし、

床 はビショビショ

なのでもちろん人気はなく利用する生徒は少な

いのだ


きっと凛は心配させたくない思考にいくと思う

し、期待はあまりないけど行ってみよう

4階への階段は埃がそこら中に見えて整備され

てないのかテープも剥がれていた


上がると目の前に女子トイレのマークが見えて

少し 緊張した


ここにいるのかな…


トン、トン、トン


静かな廊下に響く自分の足音にすら緊張した

凛がいたらどんな顔をしてなんて言おう…


『大丈夫?』なんて何もわかってない奴が言う

言葉じゃないよな…


てかそもそもここにいる保証があるわけじゃな

いの に…


はぁ…もう帰ろう。


凛と少し仲が良いからって私が寄り添ってどう

なる?


もし仮に凛を見つけたとて、かける台詞さえ分

からないのに助ける権利すらないかもしれない


「私なんて…」


私なんて…っ!



『いたって意味ない…』



「へ、?」

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