「「宴ジャァァ!!!」」
「「うぉぉぉ!」」
「……そういえば、ザックって何者?」
『焦らなくても宴の時に言うよ…』
「やった!」
果たして言っていいのか?
宴
「なぁなぁ、お前、どうしてここに来たんだ?」
『仕事で、ちょっとね』
「どんな仕事やってんだ?」
「べっぴんさんだし、モデルとかアイドルとかか?」
『残念ながら違うな』
「じゃぁ何やってるの?早く早く!」
『あーえっと……エースは、サボについて何か知ってる?』
「あー確か革命軍、参謀……なんちゃら長って言ってたけどそれがなんだ?」
あいつ身内に優しすぎるだろ、馬鹿じゃねぇの?
『あーえっと……私はですねぇ』
『……はぁ』
『革命軍参謀”副長”のザック…です…』
「「はァァ!?」」
「ふ、ふ、ふ、副長!?」
「えっとえっと……参謀総長がNo.2だから……No.3!?」
『まぁ、はい』
「お前、いくつだ?」
『18ですぅ』
「じゅじゅじゅ、18!?」
「いやいやいやおかしいだろ!?」
『事実事実』
「「えぇ!?」」
まぁこんな小娘が革命軍の副長なんてびっくりだよな
「失礼なんだが、あの青い悪魔のザックかよい…?」
『あーはい』
「マジかよい……」
「てことは、サボの部下か?」
『グッグッグッッッ……ざ、残念ながらッ……そうですッッッ』
「悔しそうだな……なんか」
『悔しいっす』
「でもお前、強いだろうがよい」
『さぁ、どうだろ』
「うちの隊長たちよりも強いんじゃないかよい?」
『甘く見積り過ぎでは?』
「そうだ!俺が負けるわけねぇだろ!」
『……はぁ?』
「いやいや、厳しく見積ったよい」
『そもそも、私四皇なんかに手を出したらあの人に怒られるわ!』
「でも俺の方が強いけどな」
「おいおいエース隊長、年下にそういうのいいですって」
『でもまぁ、四皇とは戦う気は無いから強いもクソもないと思うけど』
「「年下なのになんか大人……!」」
「それもそうだな!」
ガキだなあいつ(笑)
「ザックといえば、腕の経つ剣士だって聞くな」
「銃の達人、その腕は確かなもんだって聞いたぜ」
「噂が色々ありすぎて結局どれがあってんだろうな」
「だったら本人に聞こうぜ!」
「エースにしては名案だな! 」
「で結局どうなんだ?」
『え、あぁ……』
『刀も使うし、銃も使うし、空手だってできるし……特にはないかな』
「「凄……」」
「能力者ってのはどう…なんだ?」
「いやいや、さすがに」
「それはねぇって」
『まぁ、はい』
「「えぇ!」」
「お前もか!」
『近い、離れろ』
「あ、ごめん」
「どんな悪魔の実だ?」
『それは企業秘密』
「別にいいだろ!」
『いや、無理』
「強ぇか?」
『まぁ、使い方によるんじゃない?自然系《ロギア》じゃないし』
「超人系か?」
『違う』
「じゃあ動物系だな!」
『まぁ』
「幻獣か?」
『言わん』
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