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一歌side
「だ…れ…?」
一「…は、?」
なんで…?
一「志歩!」
「っ、!し、、ほ、?」
一「分からないの?!ねえ!」
嘘だ…!なんで?!
穂「い、一歌ちゃん…!」
咲「落ち着いて!いっちゃん!」
一「はっ、、」
「えと、、」
一「ごめん、、、」
「だ、だいじょうぶ…です…」
「しほ、、私の…名前…ですか?」
穂「うん、そうだよ」
志「そう…なんですか、」
一「はぁっ、はっ、、」
咲「いっちゃん、大丈夫?」
一「は、、はあっ……」
咲「吸って〜…、吐いて〜…、ね?落ち着いて?」
一「すぅぅ…はっ、、はぁぁぁ…すぅぅ、はぁ…」
一「ふぅ、、ありがと、咲希」
志「だ、大丈夫ですか?」
一「…ごめん、飲み物買ってくる」
なんで…?なんでなんでなんでなんで?!?!
どうして…?意味がわからない…なんで志歩の記憶が無いの?なんで…どうして…分からない…
分からない…?
違う…
受け入れたくないんだ…
本当は分かってる…。
どうしてこうなったのかも
分かっている自分を、ああなってしまった現実を
受け入れないようにしているだけ…だったんだ
何かも…嫌だなあ…
咲希side
いっちゃん…大丈夫かな…
一「ごめん、みんな」
穂「あ、おかえり。一歌ちゃん」
一「皆の飲み物も買ってきた」
咲「ありがとー!」
…あたしは、何でこんなにも落ち着いているのかが分からない。
いっちゃんのあの反応…取り乱してしまったことは正常な反応だと思う。
ほなちゃんは…まあ、分かる。
でも、あたしが落ち着いてるのは、なぜだか分からない
なんでだろうね?
咲「そうだ!しほちゃん、どれくらい覚えてるかな?」
志「…?」
志歩side
私は志歩…という名前らしい
そして、最初に私の名前…を叫んだ方が一歌、落ち着かせてたのが咲希、私の話を1番聞いてくれてたのが穂波…らしい。
私たちは幼馴染らしくて…、バンドをやっていた…と。
一「大体…わかった?」
志「は…う、うん」
穂「…人間関係が…人間関係の記憶が…無くなっちゃった…のかな」
咲「数学の問題は解けたし…」
そう。私は高校の数学の問題は解けた。ベースの弾き方も知っていた。何故知っていたのかは分からないけど…。
でも私の心の中には真っ暗な空間に私一人。
誰1人として居ない
その理由は何となく分かる
幼馴染?も忘れていて、多分私は高校生で。その友達も分からない。名前も、顔も。
そして、両親さえも
だからだろう。私の中は真っ暗な空間に一人なのは
元々…
私のセカイは…
─彩っていたのだろうか?─
セカイside
ミク「っ!ルカ!リン!レン!カイト!メイコ!」
ミ「志歩がっ…!!志歩の──…が!!」