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水色の星
今日は珍しく会社が休み。
特にやることも無く暇だから
近くのデパートに行く準備をした。
ふとテレビを見ると何百万年に一度と言われている
彗星が今日の夜流れるらしい。
興味なんてないけど
「 行ってきます、 」
誰もいない家でそう呟き外に出る
最近は朝の気温が下がり
長袖でも肌寒い位の気温になった。
袖を捲り、頑張って生きてきた “ 証 ” を見ては “ はぁ、 ” と溜息が零れる。
デパートに着けば人だかりが出来ている所がチラホラ。
服やアクセサリーは溢れるほど持っているので見向きもせず雑貨屋に向かう。
良い“ 刃 ”が無いかなと思いながら
雑貨屋を見ていると外が少しばかり騒がしかった。
何事かと外を見てみると
泣いている小さい男の子と
見るからにアホそうな奴が騒いでいる
見た感じ男の子が転んでしまって
それをアホそうな奴が手当しているのか何なのか知らないが
あんなのが騒いでいたら俺の大事な休日が台無しだ。
俺は関わりたくなくてその場を後にしたかったが、俺もそこまで悪では無い。
絆創膏やガーゼなんて
ありえないくらい持っていたし
仕方なく彼らに話しかけることにした。
次回 ♡150↑