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ここはとても小さな島「エルトコ島」人口の数も250人程だ。
小さな学校があり、大きな畑がたくさんある。
そして、毎日毎日ゆったりと平和に暮らしている。
そんなゆったりとした平和な毎日が、ずっと続くと思っていた…
ある日この島に、海賊団が攻めてきたのだ。
船長「野郎共!!、この島の人間共、全員殺してしまえ!!」
その海賊団の船長は、エルトコ島を自分の陣地にする為に、
島の人間を皆殺しにしようとしているのだ。
その時、俺は「殺されてしまう」という恐怖が全身に襲い、
いつの間にか自分だけ逃げようと、船に乗る準備を始めていた。
船長「そこのガキ」俺「ヒィッ…!!」船長「どこへ行く」
船長「逃がしはせんぞ」シャキィ
その船長は腰のナイフを抜いた。
俺「あっ‥ぁぁ…」船長「フッ…、おらぁっ!!」
俺は腰が抜けて動けなかった。その瞬間
俺「うっ…」俺「…え?」船長「あぁ?」
俺は刺さされそうになった。
俺「かぁ…かっ…ぁぁ…ぁ…」俺「…かぁ…さん…」
母親「あっ…くぅぅ…」バタンッ…
俺の母さんは、俺を守るために盾になったのだ。
俺の母さんは俺のために肩にナイフを刺され、血を流し倒れた。
船長「フッ、善人気取りか」俺「…ふぅ‥ふぅ…」
船長「それじゃ、気を取り直して…」 ザッ!!
船長「なっ、おいっ!!どこへ逃げるぅ!!!」
俺は全身から力を振り絞り、船長から走って逃げた。
そして、他の船に急いで乗った。
船長「待て!!クソガキがぁっ!!!」
ザバァァ~ン!!… 俺「はぁ‥はぁ…」
俺「母さん…」船長「しょうがねえ‥、あのガキは見逃すか」
俺「‥何でこんな事に…」
お母さんを盾にさせた自分が憎い。
実は昔から、こんな自分が嫌いだった。
昔から、こんな自分を変えたかった。
俺「…変えてやる…、こんな自分を…変えてやる…」
こんな災難な事があった今だからこそ変えられる。
俺「海賊になって‥、あの海賊団を…見返してやる…」
俺「あんな奴ら…、全員ブッ飛ばす」
俺「覚えてろ…、あの海賊共ォ…」
この時、自分のやるべき事が決まった。
母さんの為に、母さんを殺した船長を殺す。
これは、俺が海賊なって、海賊に逆襲をする物語。