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海賊物語

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海賊物語

1 - 第1話 俺のやるべき事

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2023年09月02日

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ここはとても小さな島「エルトコ島」人口の数も250人程だ。

小さな学校があり、大きな畑がたくさんある。

そして、毎日毎日ゆったりと平和に暮らしている。

そんなゆったりとした平和な毎日が、ずっと続くと思っていた…

ある日この島に、海賊団が攻めてきたのだ。

船長「野郎共!!、この島の人間共、全員殺してしまえ!!」

その海賊団の船長は、エルトコ島を自分の陣地にする為に、

島の人間を皆殺しにしようとしているのだ。

その時、俺は「殺されてしまう」という恐怖が全身に襲い、

いつの間にか自分だけ逃げようと、船に乗る準備を始めていた。

船長「そこのガキ」俺「ヒィッ…!!」船長「どこへ行く」

船長「逃がしはせんぞ」シャキィ

その船長は腰のナイフを抜いた。

俺「あっ‥ぁぁ…」船長「フッ…、おらぁっ!!」

俺は腰が抜けて動けなかった。その瞬間

ビュンッ グサァッ!!

俺「うっ…」俺「…え?」船長「あぁ?」

俺は刺さされそうになった。

「かぁ…かっ…ぁぁ…ぁ…」「…かぁ…さん…」

母親「あっ…くぅぅ…」バタンッ…

俺の母さんは、俺を守るために盾になったのだ。

俺の母さんは俺のために肩にナイフを刺され、血を流し倒れた。

船長「フッ、善人気取りか」俺「…ふぅ‥ふぅ…」

船長「それじゃ、気を取り直して…」 ザッ!!

船長「なっ、おいっ!!どこへ逃げるぅ!!!」

俺は全身から力を振り絞り、船長から走って逃げた。

そして、他の船に急いで乗った。

船長「待て!!クソガキがぁっ!!!」

ザバァァ~ン!!… 俺「はぁ‥はぁ…」

「母さん…」船長「しょうがねえ‥、あのガキは見逃すか」

「‥何でこんな事に…」

お母さんを盾にさせた自分が憎い。

実は昔から、こんな自分が嫌いだった。

昔から、こんな自分を変えたかった。

「…変えてやる…、こんな自分を…変えてやる…」

こんな災難な事があった今だからこそ変えられる。

「俺も、海賊になってやる」

「海賊になって‥、あの海賊団を…見返してやる…」

「あんな奴ら…、全員ブッ飛ばす」

「覚えてろ…、あの海賊共ォ…」

俺「覚えてろよぉぉぉ~!!!!!」

この時、自分のやるべき事が決まった。

母さんの為に、母さんを殺した船長を殺す。

これは、俺が海賊なって、海賊に逆襲をする物語。















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