テラーノベル
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〈凸もり視点〉
頭がふわふわする状態で、俺は部屋のベットに倒れ込む。
うたちゃんが政府に捕まっている。
生きてる。
もういろんな感情がごちゃ混ぜになっていて、なんて説明すればいいか分からない。
あの後、俺はあふぇさんの肩を掴んだ。
「…あふぇさん!それ本当!?うたちゃん、うたちゃんが、研究所に…」
「え、あ、うん…」
「どっどこ!?どこにその研究所ある!?」
「凸さん落ち着くのだ!」
おどろくちゃんの制止に、俺は慌てて手を離す。
「…場所は分かるんだけど、セキュリティとか警備がえげつなくて…今すぐってのは相当難しい。」
あふぇさんの言葉に、俺は沈んだ気持ちになる。
でも、うたちゃんが生きてる。
また会える。
それだけで今は十分だった。
〈3年前〉
「うたちゃん今日もパソコンいじってんの?」
俺は病室のベットの上でパソコンをカタカタと打っているうたちゃんにそう言った。
「うん、暇だし。楽しいんだよ。」
うたちゃんはパソコンの画面から目を離さずに応える。
パソコンをそっと除くと、難しそうな文字列がずらっと並んでいる。
うたちゃんは将来エンジニアになるのが夢なんだとか。
正直俺はこういう分野はよく分からん…
けどうたちゃんは物凄く好きなことなんだなって、尊敬する。
……………早く、退院できると良いな
うたちゃんは昔から病弱で、ほとんど病院で過ごしてきた。
家に帰ることが出来るのも年に一回あれば良い方だし、外で遊んだこともない。
………いつか、外で俺たちと一緒に遊ぼうな、うたちゃん
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