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⚠🌙🎣
少女レイ。
死ネタ。
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沙花叉は死んじゃったんだ。
シオンのせいで。
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沙花叉は絶望的な実験に耐えられなくなって生きたい、という生物の本能に逆らったハツカネズミみたいにこの人生を辞めた。
なんでこんなに苦しいんだろう?
シオンがそうさせたのに。
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君は友達。
シオンの手を掴んでよ。
シオンなら、今すぐ助けてあげれるよ?
もう、居場所なんてないでしょ?
この手を掴んだら2人きりでこの儘、愛しあえるよ、…?
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シオンの中で繰り返す
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シオン先輩、沙花叉、もうホロライブ辞めちゃおうかなって思ってます。
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あの時のフラッシュバック。
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ミーンミーン
シオン先輩、さようならです。
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あの時バックサウンドで聞こえた蝉の声。
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シオン先輩!今日はご飯食べに行きましょ!!
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二度とは帰らぬ君。
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沙花叉、この鈴のキーホルダーお揃いにしようよ!
いいんですか?!します!じゃあ沙花叉青い方で!
じゃあシオン紫の方もっとくね!
シオン先輩とお揃い…えへへ…
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永遠に共に鳴らすことの出来ない鈴のキーホルダー。
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シオンが沙花叉を消し去ったんじゃない。あの夏のせいなんだ。
あの夏が消し去ったんだ。
あの白い肌の沙花叉に哀しい程取り憑かれてしまいたい━━━。
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本性が暴れ始める。
9月のスタート。
次の標的を決めたのはシオンだ。
「ここの計画、こう変えたらどうでしょうか?」
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君が悪いんだよ。
シオンのことを見てよ。シオンだけを見ててよ。
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なんで…、なんでだよぉ…ッ、
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そう。君の苦しみ。
助けが欲しいでしょ?
苦しみの海に溺れる君のその手に、そっと口吻をした。
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これでいい感じだね!
そう笑っている沙花叉にとっての獣。その心が晴れるまで。
悲しい思いを抱き爪を突き立てて。まるではさみで切られたような不揃いに見えるスカート。
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もぅ、ッ…やだよ、…もう沙花叉…無理なんだ…、
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夏の静寂を斬り裂くような沙花叉の泣き声が谺する、沙花叉しかいない事務所の楽屋の窓には、青空。
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夏になると思い出すんだ。
これが愛だとわかり合えないのなら君は呪い殺されてしまえばいい。
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「君はともだち。」
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そう、沙花叉はシオンのともだち。
シオンの手を掴んでよ、
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「しんじん!」
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「クロヱ。」
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「クロちゃん!」
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「クロた〜ん」
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あぁ、沙花叉に居場所がなかった訳では無い。
沙花叉が居ないとシオンの居場所がなかったんだ。
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また繰り返す。
フラッシュバック。
あの時の蝉の声。
二度と会えない沙花叉。
誰もいない、沙花叉とシオンの2人だけの透き通った世界で愛し合えたら───。
永遠に共に音を鳴らすことの出来ないお揃いの鈴のキーホルダー。
夏が消し去った白い肌の沙花叉に哀しい程取り憑かれてしまいたい—-。
透明な君はシオンのことを指してた。
違う。
君が指していたのはシオンの後ろだったね。
遮断桿はもう降りてる。
これで一緒になれるね。