silenziatore (南🇮🇹)
注意
これはaph(ヘタリア)の夢小説です。実在している国とは関係ございません。苦手な方は読まないようお願いします🙇作者は文を書くのが初心者です。誤字脱字は見逃して頂けると幸いです。解釈違いにはご注意ください。
(季節外れではありません!!決して季節外れではありません!!)
「お前って、マフラー着けんのか?」先月よりも少しだけ冷たい風が吹くなか、私達は近所のカフェでのんびりとお茶をしていると彼が急に独り言のように呟いた。「え?急になに?」私が困惑したように彼を見つめると「…もう少しでマフラーの季節だろ。だから…俺が、1個ぐらい買ってやってもいいぞ」「いや、大丈夫だよ。だってロヴィお金ないでしょ?」少し可笑しそうに私が笑うと彼は「なっ、…お前、それどこから聞いたんだよ…」そう言いながら顔を真っ赤にしてあからさまに不機嫌になってしまった。私が少し笑ったまま謝ろうとすると彼は急に私の手を恋人繋ぎにした。「お前の前ぐらいはかっこいい俺で居させろよ」そう言い終わると少し恥ずかしそうに頬を赤く染めて私の手を離し、小洒落たカップに淹れられたブラックコーヒーに口をつけた。「で、マフラーはどうなんだよ?1個ぐらいなら買ってやるからよ」もう一度私の目をじっと見つめながら話題を戻した。「ううん、大丈夫だって。私寒いのに強いもん」「お前が大丈夫とかじゃなくて、俺が心配なんだよ。お前が風邪引いたら看病すんのは俺なんだからな?」どこか不服そうに彼は言いながらもどこか決心したような瞳で「…お前に1番似合うのを俺が選ぶから、な?」とまるで小さな子を宥めるようにして私の髪をそっと撫でた。私が一度諦めたように小さく頷くと彼は満足そうに笑った。
Xでの相互さんがマロ送ってくれました!!
牡丹にしてみれば匿名でもわかっちゃいます😉