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あっぷるぱい
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橘 柚
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うんこ、こ❤️「きっモー、食事中の方すいません!でも、食事中はスマホやめましょ、今見ながら食べてる方、いい加減気づいた方がいいですよ!自分がドパガキだということを」
第4話「放課後――彼女をめぐる、初めての約束」いっちゃうわよォォォ!!🔥
放課後。
キーンコーンカーンコーン――。
終業のチャイムが鳴る。
「はぁ〜……今日も終わった!」
潔が伸びをする。
「疲れたぁ」
その瞬間。
「潔」
「ん?」
凪が立ち上がった。
「帰ろ」
「うん!」
即答。
凪が満足そうに笑う。
「じゃ、行こ」
「待て凪」
玲王が割って入る。
「俺も一緒に帰る」
「えー」
「なんだよ」
「二人で帰ろうと思ってた」
「お前だけ独占するな」
「独占じゃないし」
「十分独占だろ!」
「……?」
潔は二人を見て首を傾げる。
「一緒に帰ればいいんじゃない?」
「「…………」」
またしても二人同時に沈黙。
「そうだな……」
玲王が苦笑する。
「潔がそう言うなら」
そこへ――
「潔!」
蜂楽が駆けてくる。
「俺も一緒に帰りたい!」
「もちろん!」
「やった!」
さらに――
「俺も」
千切。
「……俺も行く」
凛。
「俺もええ?」
氷織。
「帰り道一緒やしな」
烏。
「俺も混ざろっかな」
乙夜。
「……一緒」
黒名。
雪宮も微笑む。
「僕も途中まで一緒に帰ろうかな」
そして。
「俺も行くぜ」
士道。
最後に。
「……俺も」
冴。
「えっ」
潔が目を丸くする。
「冴も?」
「ああ」
「生徒会長って忙しくないの?」
「今日はもう終わりだ」
「そっか!」
潔は嬉しそうに笑う。
「じゃあみんなで帰ろ!」
「…………」
全員、思った。
人数が多すぎる。
しかし。
誰も帰るとは言わなかった。
◆校門前
「じゃあ、ここからどうする?」
潔が周りを見る。
すると凪が。
「俺、潔を家まで送る」
「え?」
「危ないから」
「でもまだ明るいよ?」
「それでも」
「俺も送る」
玲王。
「俺も」
凛。
「僕も」
雪宮。
「俺もー!」
蜂楽。
「ウチも……じゃなくて、俺も」
千切。
「一緒に帰る」
黒名。
「……お前ら」
冴が呆れた顔をする。
「何人で送るつもりだ」
烏が笑う。
「全員やろなぁ」
「過保護すぎん?」
乙夜が肩をすくめる。
士道は爆笑。
「ハハハッ! なんだこの団体下校!」
潔はそんな彼らを見て――
「みんな優しいなぁ」
と、嬉しそうに笑った。
その一言で。
全員、撃沈。
(……好き)
(……本当に好き)
(……なんでこんな可愛いんだ)
◆そして事件は起きた
「じゃあ明日!」
潔が手を振る。
「また学校でね!」
「……ああ」
凛が答える。
潔が歩き出す。
しかし。
「あ」
突然、潔が振り返った。
「そうだ!」
「?」
「明日、一緒に帰る約束しない?」
「…………」
全員停止。
「今日楽しかったから!」
潔は笑う。
「明日もみんなで帰ろうよ!」
――一瞬。
誰も喋らなかった。
そして。
「……絶対」
凪が小さく呟く。
「約束」
玲王も頷く。
「もちろん」
千切。
「……忘れるなよ」
凛。
「忘れないよ!」
潔が笑う。
「約束ね!」
小指を立てる。
「約束!」
その瞬間。
全員の心臓が――
ドクン。
(……反則だろ)
(そんな顔で約束とか……)
(好きになるしかないじゃん)
そして潔は何も知らず。
「じゃあねー!」
手を振って帰っていった。
その背中を見送る男たち。
誰も動かない。
しばらくして。
烏がぽつり。
「……なぁ」
「何」
冴が答える。
「これ」
烏は潔の去っていった方向を見る。
「誰が最初に告白するんやろな?」
――沈黙。
全員の目が鋭くなる。
凛が言った。
「……負ける気はねぇ」
凪。
「俺も」
玲王。
「当然」
千切。
「……僕だって」
蜂楽。
「楽しそうじゃん!」
士道。
「面白ぇ!」
冴。
「……くだらない」
そう言いながら。
冴の目にも――
闘志が宿っていた。
こうして。
翌日から。
ブルーロック学園では――
「潔世一を誰が最初に振り向かせるか」
という、
誰にも知られていない恋愛戦争が始まった。
そして翌朝。
その戦争をさらに加速させる――
「転校生」
が現れることになる。
第4話・終
次回――第5話「転校生――新たな恋敵、現る」
コメント
9件
あらためまして、はる。です! 第4話読了!いやもう、潔くんの天然タラシっぷりが止まらないね😭「みんなで帰ろ!」の一言で周りの男どもが全員メロメロになってるとかまじ反則…あの小指立てて「約束ね!」はズルすぎるわ、心臓に悪いって!潔くん本人は恋愛戦争とか絶対気づいてなさそうなのがまた…あの無自覚主人公座標、完璧に刺さるわ。 次回の転校生も気になるー!新たな恋敵か…熾烈になるほど面白い。続き待ってる🔥