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それは突然園内に響き渡った
「うわぁぁぁああん」
「ちょ、どうしたのあにき?怖い夢でも見ちゃった?」
「ち、ちがっ…グスッごめ、なさっ」
お布団にうずくまって泣いているあにきともうしばらく嗅いでいなかった独特なツンとした匂い…
「もしかして…」
ペラっとお布団を捲るとそこには大きな世界地図が広がっていた
「おねしょ…だね」
「うわぁぁぁあんごべんなさぁ…!!」
ゆうちゃんの泣き声で起きてしまったのかないちゃんはあわあわし、いふくんはゆうちゃんのおねしょをジッと見ていた
「おれっグスッ…みんなのあにきなのに…」
「よしよし、大丈夫だよ〜先生もおトイレに声かけなかったね、ごめんね〜(トントン」
ゆうちゃんを抱きしめ、トントンとあやす
「うえええええん」
普段からみんなのあにきとして頼られてる上、慕ってくれているないちゃんやいふくんのおむつは真っ白サラサラ、自分はおパンツで黄色くびしょびしょになってしまったのが余程恥ずかしいのか中々泣き止まない
「(クイックイッ」
「ん?どうしたのいふくん、まだ寝てても大丈夫だよ」
「まろ、、おトイレいきたい…」
ズボンをぎゅっと握りしめながらそう告げるいふくんはソワソワと落ち着かないた様だった
「え!?はやく行っておいで、1人で行ける?」
「もう、むり、、おしっこでちゃう…んッ…/」
すぐにいふくんからくぐもった音がし始めた
おむつがモコモコと膨らみはじめ、おしりはぷっくりしている
「まろ”も”おもらししちゃった…」
顔を真っ赤にしてそう言ったいふくんに驚いたのかゆうちゃんも泣き止んだ
「まろが…おもらし…」
「だ、だめなんだぞまろ!おもらしはねんしょうさんでばいばいしなきゃ…!」
「うん、ごめんねあにき…?まろ、あかちゃんみたいではずかしいな…」
「しょうがないからおれがあらうのてつだう!まろはまだあかちゃんやからな!あにきのおれがいるからな!!」
そう言ってゆうちゃんはいふくんの手を引いてお風呂場へ向かっていった
「ないちゃんは?おトイレ大丈夫?」
「い、いく…」
お友達が2人もおトイレに失敗したからかズボンを握りしめソワソワ落ち着かない様子のないちゃん
年少さんと別の教室でよかったな。きっとりうちゃんに見られでもしたらそれこそゆうちゃん泣いちゃっただろうから