テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「俺の親友が、俺以外に甘えるようになった。」
hrur|ヒロ × うり|親友 × 嫉妬 × 独占欲 × 両片想い 🩶🖤
――親友だから、隣にいられる。
でも、親友だから、言えないこともある。
【hr視点】
ur「hr裙ー!」
hr「ん? どうしたの、ur?」
ur「眠い」
hr「……え?」
ur「肩貸して」
hr「……ふふっ、いいよ」
こてん。
俺の肩に、urの頭が乗る。
……いつものことだ。
urは、眠くなると俺に寄りかかってくる。
疲れたときも。
落ち込んだときも。
何かあったときも。
……いつも、俺のところに来る。
hr「……眠いなら寝ていいよ」
ur「……ん」
……。
…………。
かわいい。
……なんて。
親友に思うことじゃないよね。
でも。
俺は、ずっと前から。
urのことが、好きだった。
*
【一週間後】
【hr視点】
hr「……あれ?」
昼休み。
いつものようにurを探していると。
教室の隅で、誰かと話していた。
ur「……だから、マジで眠いんだって」
tt「ほな寝たらええやん」
ur「……肩貸せよ」
tt「……はぁ!?」
ur「ちょっとだけ」
tt「しゃーないなぁ」
……。
…………。
こてん。
urが、tt彡の肩に寄りかかった。
……。
…………。
hr「…………」
……え?
……なんで?
いつも、俺の肩だったのに。
……。
…………。
hr「……そっか」
小さくつぶやく。
別に。
親友なんだから。
誰に甘えたって、自由だよね。
……なのに。
胸が、すごく痛かった。
*
【ur視点】
……最近。
hr裙が、おかしい。
ur「……なあ、yan裙」
yan「ん?」
ur「……hr裙、俺のこと避けてね?」
yan「……え?」
ur「……最近、一緒に帰ってくれねぇし」
yan「……あー」
ur「……ゲーム誘っても断られるし」
yan「……うん」
……。
…………。
yan「……urさ」
ur「……何?」
yan「……自分が何してるか、分かってる?」
ur「……は?」
yan「……最近、ttにべったりじゃん」
ur「……別に、普通だろ」
yan「……ふーん」
……。
…………。
yan「……hr裙、寂しいんじゃない?」
ur「…………」
……寂しい?
hr裙が?
……。
…………。
ur「……そんなわけ」
……ある、のか?
*
【hr視点】
放課後。
hr「……はぁ」
mf「……hr裙?」
hr「……ん?」
mf「……またurのこと?」
hr「……っ」
mf「……分かりやすいね」
……。
…………။
hr「……俺さ」
mf「……うん」
hr「……urにとって、特別だと思ってた」
……。
…………。
mf「……うん」
hr「……でも」
hr「……誰にでも、ああやって甘えるんだなって」
……。
…………。
mf「……それで、嫉妬した?」
hr「…………」
hr「……うん」
……。
…………。
mf「……ねえ、hr裙」
hr「……?」
mf「……それ、本人に言ったら?」
hr「……無理だよ」
mf「……なんで?」
hr「……だって」
……。
…………。
hr「……俺たち、親友だから」
……。
…………。
mf「……親友って、恋人になっちゃだめなの?」
……。
…………。
hr「…………っ」
……そんなこと。
考えたこともなかった。
いや。
本当は、何度も考えた。
でも。
考えないようにしていただけだ。
*
【翌日・昼休み】
【ur視点】
ur「……hr裙」
hr「……あ、ur」
ur「……今日、一緒に帰ろうぜ」
hr「……ごめん」
ur「……また?」
hr「……ちょっと用事があって」
……。
…………。
ur「……最近、ずっとそれじゃん」
hr「…………」
ur「……俺、何かした?」
……。
…………။
hr「……別に」
ur「……嘘つけ」
hr「……っ」
ur「……俺のこと、嫌いになった?」
……。
…………。
hr「……そんなわけない!」
……。
…………。
思ったより大きな声だった。
周りの視線が、集まる。
hr「……ごめん」
ur「…………」
hr「……でも」
hr「……嫌いになんて、なれないよ」
……。
…………။
……何だよ、それ。
そんな顔で言うなよ。
期待しちまうだろ。
*
【放課後・音楽室】
【ur視点】
俺は、音楽室でギターを弾いていた。
……落ち着かない。
hr裙のことばっか考える。
ur「……くそ」
弦を押さえる指が止まった。
……なんで。
俺、こんなにhr裙に執着してんだ?
……いや。
答えは、知ってる。
俺は、hr裙が好きだ。
ずっと前から。
でも。
親友でいられなくなるのが怖くて。
……言えなかった。
がらっ。
hr「……ur?」
ur「……っ!?」
……最悪。
今、一番会いたい人が来た。
*
【hr視点】
hr「……ここにいたんだ」
ur「……おう」
hr「……ギター、聴こえたから」
ur「……そっか」
……。
…………。
気まずい。
前は、こんな沈黙なんてなかったのに。
ur「……なあ」
hr「……ん?」
ur「……俺のこと、避けてるだろ」
……。
…………。
hr「…………」
ur「……理由、教えて」
……。
…………။
hr「……言ったら、嫌われるかもしれない」
ur「……は?」
hr「……だから、言えない」
……。
…………。
ur「……俺がhr裙を嫌いになるわけねぇだろ」
……っ。
hr「……そんなの、分からないよ」
ur「……分かる」
hr「……なんで?」
……。
…………。
ur「……好きだから」
……。
…………。
hr「…………え?」
ur「……hr裙のこと、好きだから」
……。
…………。
……え?
……今。
なんて?
*
【ur視点】
……言った。
ついに、言っちまった。
ur「……親友としてじゃねぇよ」
hr「…………」
ur「……恋愛の意味で、好き」
……。
…………。
hr「…………っ」
ur「……ずっと前から」
……。
…………။
……怖い。
返事を聞くのが。
でも。
もう、逃げたくない。
ur「……だから」
ur「……避けられると、普通に傷つく」
……。
…………။
hr「……っ」
ur「……俺、何かしたなら直すから」
……。
…………။
hr「……違う」
ur「……え?」
hr「……urは、何も悪くない」
……。
…………。
hr「……俺が、勝手に嫉妬しただけ」
……。
…………။
ur「…………は?」
*
【hr視点】
……もう、隠せない。
hr「……tt彡に、寄りかかってたでしょ」
ur「……え?」
hr「……あれ見て、嫌だった」
……。
…………။
hr「……いつも、俺の肩だったのに」
hr「……俺だけが、特別だと思ってたのに」
……。
…………။
ur「…………」
hr「……こんなことで嫉妬するなんて、変だよね」
……。
…………。
ur「……変じゃねぇよ」
hr「……え?」
ur「……俺も、そうだから」
……。
…………။
ur「……hr裙が他のやつと仲良くしてると」
ur「……普通に嫉妬する」
……。
…………。
hr「…………っ」
ur「……だから」
一歩、近づいてくる。
ur「……俺たち、同じじゃね?」
……。
…………。
hr「……うん」
……涙が出そう。
hr「……俺も、好き」
ur「…………」
hr「……urのこと、ずっと好きだった」
……。
…………။
ur「……マジ?」
hr「……うん」
ur「……いつから?」
hr「……たぶん、ずっと前から」
……。
…………。
ur「……俺も」
……。
…………。
ur「……じゃあさ」
ur「……付き合おうぜ」
……。
…………。
hr「……うん!」
*
【翌日・教室】
jpp「おはよー!!」
tt「おはようさん!」
yan「ねむ……」
……そこへ。
ur「……おはよ」
hr「おはよう!」
二人で、教室に入ってきた。
……手をつないで。
……。
…………。
dnq「……あれ?」
na「……ふふっ」
et「……えっ!?」
rn「……もしかして!」
……。
…………。
tt「……お前ら、付き合ったんか!?」
ur「……まあな」
hr「……うん!」
……。
…………。
全員「ええええええ!?」
jpp「マジ!?」
yan「やっと!?」
mf「……おめでと」
sva「……お似合いだな」
nokr「よかったですねぇ!」
……。
…………။
tt「……ほな、ur」
ur「……何?」
tt「……もう俺の肩、借りんでええな?」
……。
…………。
ur「…………っ!?」
hr「…………」
……。
…………。
hr「……ふふっ」
hr「……うん」
hr「……これからは、俺が貸すから」
……。
…………。
ur「……っ!!」
ur「……お前、そういうこと言うなよ!」
hr「……えへへ」
*
【帰り道】
【ur視点】
ur「……なあ、hr裙」
hr「……ん?」
ur「……肩、貸して」
hr「……今?」
ur「……うん」
……。
…………。
hr「……ふふっ」
hr「……いいよ」
こてん。
……やっぱり。
ここが、一番落ち着く。
hr「……ねえ、ur」
ur「……何?」
hr「……これからは、俺だけに甘えてね」
……。
…………。
ur「……は?」
hr「……だめ?」
……。
…………。
ur「……っ」
……ずるい。
そんな顔すんな。
ur「……分かったよ」
……。
…………。
hr「……やった!」
……。
…………。
ur「……でも」
hr「……ん?」
ur「……hr裙も、俺だけに甘えろよ」
……。
…………。
hr「……うん!」
hr「……約束!」
……。
…………。
親友だった頃より、少しだけ近い距離。
でも、まだ足りない。
だって俺は、これからもずっと。
君の一番でいたいから。
―第9話「俺の親友が、俺以外に甘えるようになった。」END― 🩶🖤
なんか、毎回毎回新しいのを投稿するのがめんどうになったので、短編集作りました!!!
書いてほしいカプ募集中!!!
(できればシチュも書いてくれると、助かる!!)
↑
書かなかったら、うちのオリジナルになる
リク待ってます!!
コメント
5件
最高すぎる! このペアもてぇてぇ jpnaの感動系が見たい!
やばい、神!! えっと、じゃあ、yaetのすれ違い×涙×甘々系のが、みたいなぁー!通じるかな?
みぅです🤍🥀 わあ…読んだ読んだ!! 親友のままでいることと、恋をすることの間で悩んでるのがすごく伝わってきて、胸がきゅってなったよ…🩶 特にhrが「俺だけの特別だと思ってたのに」って認めるところ、とても好き。 嫉妬って汚いって言う人もいるけど、好きだからこそ湧く気持ちってあるよね…って思いました。 urがギター弾いてるとこにhrが来て、想いが重なったシーンは感動…! お互いに「好き」を言い合えてよかったし、最後の「俺だけに甘えてねって言うhrもずるい…!!」も可愛すぎん?🥺 ついに2人が手つないで教室入ってきたときは声出そうになったよ…!! そしてttの「もう俺の肩借りんでええな?は草(笑) 短編集もいいですね…!続きが気になるのでぜひ書いてくださいね🌙 応援しておきます!