どうもしむねです!
この小説の子と忘れてましたw
それではどうぞ!
昨日の悠くんとの飲みで見事に酔っ払ってダウンしてしまった。
その上、悠くんに介抱されて今は彼のベッドの上で二日酔いに苦しまされていた。
白「うぅッ……頭いだぁいッ……」
黒「あんな飲めばこうなるよな…w」
黒「ほら、薬飲んどけ」
白「ありがとうッ……」
こういう優しいところにまた惚れてしまう。
彼から薬を受け取って飲もうとしていたが、妙に視線を感じる。
めちゃくちゃ悠くんがジーッとこちらを見ていた。
白「……?なんや…?ウチの顔…なんか変か…??」
黒「あッ…いや…別に何も無いで…w」
白「……?」
昨日の酔っ払っていた時の記憶がなく、悠くんに昨日の自分は何をしていたのか聞いても答えてくれなかった。
絶対に何かよからぬ事をしたに違いない…
ウチは薬を飲んで、また布団の中に潜り込んだ。
白「…まだ寝ててもええ?」
白「良くなったら…すぐに帰るから…」
ホンマはあまり帰りたくはなかった。せっかく悠くんと2人きりでいれるんだから…
でも昨日から悠くんに迷惑掛けてばかりでいるからさすがに申し訳なくなった。
しかし、悠くんが……
黒「…別に…帰らへんでもよくねぇか…?」
白「…え??」
黒「同じアパートに住んどるし…今日ぐらいここに泊まってけば…?」
白「…え、でも…なんか申し訳なくて…」
黒「今更何言ってんねん」
黒「俺ら幼なじみやんか♪」
白「…ッ……」
白「…せやな……」
“幼なじみ”
彼はやっぱりウチの事をただの幼なじみとしか見ていない。
昔はどうも思わなかった言葉だけど…今悠くんの口から聞くと結構くるものがあった。
ズキズキする心を抑え、ウチはそっと目を閉じた。
白「ほな…休ませてもらうわ……」
黒「…あぁ」
サラッ…
白「……!」
黒「…ゆっくり休みぃや♪」
優しく微笑みながらウチの頭を撫でてくれた。
あぁ…なんでただの幼なじみにこんな事するのかな…
もっと好きになってまうやん……
黒「……初兎…?」
黒「……なんで泣いとんの…?」
白「……え…?」
ウチは知らない間に涙を流していた。
白「え、な、なんやろなッ……?」
白「ごめんッ……ウチも分からへんッ……」
白「二日酔いで頭が痛過ぎたのかもしれへんッ……」
黒「……………」
なんで泣いたんやろう…ホンマに意味わからん…
悠くんを困らせるなッ……お願いだからッ……
……でも……ホンマに胸が痛いッ……
黒「…初兎」
白「…ご、ごめん、ホンマに何もあらへんからッ……」
黒「…俺が…お前を泣かしてもうたんか……?」
白「え…」
黒「俺…お前が好きやから……」
黒「…お前を泣かしたくないねん」
白「………………」
一瞬、時が止まった。
白「…ん…??好き……??」
黒「あー…その……お前酔っ払って時にさ…」
黒「…俺の事…好きみたいな事言っててな…///」
白「………………」
またしても時が止まる。
白「見事にウチやらかしとるやんッッ!?!?/////」
黒「せ、せやからな…?//俺もそれ言われて嬉しくてさ…////」
白「嬉しいってッ……」
白「……えッ…!?/////」
黒「…俺もお前が好きやねん…////」
彼の顔が真っ赤に染め上がっていく。
これは本当に嘘偽りなく言っているのだろう。
対してウチは酔っ払った状態で記憶も無しに彼に告白をしていた。
告白はちゃんとシラフの状態でやりたかったのに…昨日のウチを殴りたい。
白「…ッ……ホンマにッ…!!酔っ払って申し訳ございませんでしたッ…!!/////」
黒「あ、それはホンマにええんやけどさ……」
黒「…俺の事好きって……ホンマなん…?///」
白「…ッ…本当ですッ……」
黒「……!」
白「…ホンマに悠くんの事好きやからッ……」
白「もう”幼なじみ”って言わんといてくださいッッ!!!!」
黒「あぁぁごめんッ!!それが嫌やったんか!?ごめんなぁ!!💦」
白「………………」
白「頭…痛い…」
叫んで頭に響いてしまい、そのまままたベッドに寝る。
黒「あ…」
白「………………」
白「…ちょっとッ……幸せ噛み締めときますッ…////」
黒「あ…おう……」
黒「お、おやすみッ…////」
悠くんが気を使って部屋から出ていく。
その瞬間……
白「…ッッシャアァァアアアアッッ……!!!✨✨✨」
白(悠くんと付き合えたぁぁああああッ!!!︎💕︎︎💕︎)
白「アカンッ…!!嬉しすぎるぅッッ…!!✨✨」
嬉しさのあまり、ベッドの上で暴れていると……
黒「…そんなに…嬉しかったんやな…ww」
白「へ…??」
黒「ごめんw出て行くふりしたわw」
白「なッ…!?////」
白「な、何もしてへんからッ…!!/////」
恥ずかし過ぎて布団の中に潜り込んだ。
悠くんがウチに近づいてきてツンツン突っついてくる。
黒「ごめんごめんwでも今のめっちゃ可愛かったで?♪」
白「やーもうッ…!!///可愛いとか今言わんといてッ…!!////︎💕︎」
黒「てかさ、頭の痛み治まっとるやろお前?w」
白「ギクッ」
黒「あの薬即効性あるからなぁ」
黒「ほら、布団から出てこい♪」
ウチから容赦なく布団を剥ぎ取る男。
白「わぁッッ!?!?ゆっくり休みぃや言うたやんッ!?!?/////」
黒「いやせっかく付き合えたんやから……」
黒「めちゃくちゃハグしたろ思って」
白「待ってください!!!幼なじみの時でさえやった事ないのにッッ!!////」
黒「……アカンの??」
白「……ッ……」
この男って奴はッ……
白「ウチを…満足させる事は難しいでぇッ……??/////」
※ただのハグです。
黒「任せろ」
黒「俺に体を委ねときぃや」
※これはただのハグです。
白「う、ウザイとか思っても離れへんからなッ…!?////」
そういいながら自分から抱きつきにいく。
黒「………………///」
一瞬照れていた彼だが、すぐに余裕そうな表情を見せてきて…
黒「…逆に……」
黒「俺がお前に対する気持ちをお前が耐えられるかどうか…♪」
白「……ん??」
ギュッ…
白「……ッ…!/////」
黒「………………」
黒「好きやで。初兎…♪」
この時ホンマに耳が爆発するかと思った。
白「ゲロ吐きそうッッッッ!!!!///////」
黒「吐きなはれ〜♪」
白「嫌やしッッ…!!////」
黒「んははッwお前おもろいなぁw」
黒「ホンマに…お前と一緒におる時が1番楽しいんよ♪」
白「…!そ、それは…ウチもだよッ…////」
黒「…いつもありがとな」
黒「ずっと俺の隣に居て欲しい」
抱きしめながら優しい声で囁く。
その言葉が凄く嬉しくて…涙がまた出そうになった。
白「……こちらこそ…ありがとうッ……」
白「…ずっと片思いかと思ってたから……ホンマに嬉しいッ……」
黒「…俺も片思いかと思っとったんよな……」
黒「お前とか…自分で気づいてへんけど結構モテるからさ」
白「……は??」
思わず悠くんから体を離した。
白「え、ん??ウチがモテる??」
黒「うん、お前は気づいてへんけど……」
黒「お前を狙う輩はウヨウヨおんねんな??」
白「そんな奴ら知らないんやけど!!?」
黒「知らなくて当然や」
黒「だって俺がそいつらを排除しとるからな」
白「え……??い、いつの間に……」
黒「てか離れんな。まだハグするっちゅーねん」
白「あ、ごめん、驚き過ぎて…」
また2人で抱きしめ合う。
ただハグをしているだけなのに、ものすごく心地よかった。
安心感が半端なくて…ずっとこのままでいたい…。
白「…なぁ」
黒「ん?」
白「…ウチずっとスーツの状態やから着替えたいんよな…」
黒「あぁ…ほな一旦家に帰るか?」
白「うん。お風呂も入りたいしな…」
黒「……分かった」
黒「でもあと5分待ってや♪」
白「うぉッ!?///」
絶対に逃がさないようにまた更に抱きしめる力が入り込んだ。
この人も結構ウチのこと好きやったんやな…??
そう思うと、自然と顔がニヤケてしまっていた。
続く
終わると思ってたのにつづく!!!
ノベル楽しい!!!
見て頂きありがとうございました!
コメント
15件
ひぎゃぁっ!?(?) もうどんな付き合い方でも尊いなぁあなた方はっっっ💕(?) 幸せになれよぉぉぉ!
かわいいッッッッ!!!!!!! 🐇ちゃん振り回されてるの可愛いッッッッ!! 🦁くんも告白(?)の確認してて可愛いッッッッ!! 2人とも照れてるの好きッッッ 表現の仕方好きですッッッッ!!!