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「はぁ…しゃーない」

実際、諦めなんてとっくの昔についていた。

「寝よう…」

目を閉じてゆっくりと吸う必要のない息を吸う。そのまま意識がなくなっていくのが感じられた。

「ん、ん~~…はぁ」

目が覚めた。なんだかいつもとは違う感覚だ。頭が動く。

「んん!?頭が動く!?」

思わず腕を頭にやった。

「腕ェ!?!?」

下を向くと足もついていた。

「え、え〜?」

ここまでくるともう驚かない。落ち着いて遊園地のトイレへ向かった。

そこで鏡を見ると

金髪に碧眼、そばかす付きの少年がいた。服装は赤のギンガムチェックシャツにオーバーオール。

外国の好青年といった感じだ。

これ、俺か?と鏡に映る少年に問う。

何度確認しても自分である、ジェットコースターは人間になったのだ。

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