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「誰だ!? 」
まずい、さっきの驚いた声を聞かれたのだろう。管理人の声が近づいてくる。
「はっ!…あぁ、えっと…」
隠れようとしたがもう遅い、見つかってしまった。
「誰だおまえは?!」
「あっ!いや、あの…」
「チッ、まぁ、ただのガキか、ここは立ち入り禁止だ。さっさと出ていけ!」
「ッ!…はい…」
管理人の見たことない表情に怖気づき、俺は出入り口へ逃げるように向かった。
「怖かった〜…」
疲れた俺は途中から歩きはじめ、いろいろなことを思い出していた。これからどうしよう、ここが潰れたら俺はどうなるんだろう、たくさんの恐怖が俺を襲った。
そのうち俺は出入り口に着いた。そこには、笑顔でこちらを見ている金髪の少女がいた。彼女はこちらを見るなり走り出してきた。